10年振りの天国からのメッセージ
もし今も生きていれば、今年Mちゃんは29歳・Aちゃんは27歳になります。
2016年6月28日 下弦の月
就寝前にWaning Moonのハーブティーを飲んだ。
一昨日、引き出しを整理した時にパスワードが分からないまま数年放置しているメンバーズカードが出て来た。
頻繁には使用しないのだが、必要な時は困る。
年に1度も使わないこともあるけど。
IDやパスの紛失などの対応が電話連絡しかない。
補聴器をしていても電話が聞き取れない私は、連絡をすることができない。
その内メール対応もしてくれるかも知れないと自分に言い訳をしたり、
必要な度に迷い往復はがきを買ったこともあったが、面倒で書かず終いだ。
いつだったか思いつくパスワードを紙に書きながら数時間格闘するのを数日繰り返したこともあった。
「今度こそ 往復はがきを出さないと」
そんな思いでカードに印字されたIDと、ケースの中で歪み滲んでしまった油性ペンの自分の名前を見ていた。
「無理だよね。」と思いつつ…もう1度だけやってみようかな?と軽い気持ちでメンバーズページを開いた。
頭では具体的に考えず…指が勝手にパスワードを入力していた。
ログインできてしまった!
同時に背中の方から何かが込み上げて来て、私は崩れ落ちるように号泣していた。
IDはMちゃんの名前と亡くなった月日
パスワードはMちゃんが亡くなった西暦の年月日
数字だけのパスワードなんてセキュリティが甘いからやらないだろうと思っていたけど、本当に馬鹿なんだなぁと思った。
そう、暫くはPCのパスも亡くなった年月日にしていたのだ。何年も。
忘れたくなくて忘れない様に握りしめて…
それを手放そうと突き放して…
そしてそこから1周回って、また思いだしたんだね。指先が。
「もう、大丈夫だよ。」と言うMちゃんのメッセージかも知れない。
やっと 想いを昇華できた気がした。
昨日の朝、ふと思い出したのは
今年で亡くなって10年目になるんだね。
だからパスワードを教えてくれたのかな?
「Mちゃんありがとう!」
もう大丈夫だね。
Mちゃんも Aちゃんも 私も幸せになろう。
そしてこれからも ずっと友達でいようね。
実は秘かに3人で叶えたい夢実現計画中!!!
こんなことを書くと、とっても変態チックですが
私は割とノリノリで楽しんでます! 3人の夢が叶ったら報告します!
著者の小川 詩織さんにメッセージを送る
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