ボクには、友達がいない(必要?)(4)
ボクには、友達がいない(必要?) (4)
若い子は、慰安旅行や社員旅行を嫌って、参加者がどんどん減っている。私は、もはや若くないけれど、強制はイヤ。職場など、たまたま集まっているだけで、関わりたくない相手も多い。そんな相手と旅行なんて、拷問に等しい。
隣近所だって同じこと。たまたま住居が近いというだけで、気の合う相手でないことの方が多い。ご近所トラブルの多さを見れば分かるだろうに。無理して仲良くさせることなど出来るはずがない。距離を置かないと、殺人さえ起こりかねないのが現実。
ところが、学校では左翼の教師が、調査書をちらつかせながら、何がなんでも「班」を組ませて助け合うように強制する。これでは、イジメを誘発するのは当たり前だ。
社員旅行を強制するのは、労働基準法違反だから強制はできない。労働者の権利は守られる。しかし、中学生や高校生は教師の横暴を止めることが出来ない。塾生の嘆きの声をよく聞くのだ。
■お互いに強制し合っている?!(内田良)
中学校や高校では、平日の朝夕はもちろんのこと、土日祝日まで部活動を実施しているところは少なくない。「土日にまで、なんで部活動やるの?」と先生に尋ねると、「生徒がやりたがるから…」という答えが返ってくる。他方で、生徒に同じことを尋ねると、「先生が、“やるぞ”と言うから」だという。なんだか、不思議なことが起きている。部活動ありきの世界では、教員と生徒がお互いに、あるいは教員の間や生徒の間でもお互いに、「みんなやりたいと思っている」と勘違いしているだけなのではないだろうか。
ボクは、友達がいない。それは、慰安旅行も、クラブ活動も好きではないからだ。誤解を生むといけないので、書いておくが、私は中学時代は体操部、大学時代は少林寺拳法部だった。
個人競技ばかりで、チームワークが必要ではないから。仲間とつるむのが苦手というか嫌いなのだ。そういう生徒は、少なからずいるのに、ムリやり形だけの仲良しゴッコを強制、演出しようとする教師が嫌いだった。偽善者。
そんなことをさせるから、この町を捨てて出て行く若者が増えるのだろう。
アメリカのローガン中学校が快かったのは、日本と違い個人主義が徹底しているからだ。みんな好きなことをする自由が保障されているからだ。日本のように、長時間生徒を縛ったりしない。午後二時半になったら、学校には誰もいなかった。
どうして法律で決まっていない放課後の過ごし方まで、学校が干渉するのだろう。越権行為ではないか。同じ教師仲間から、違法だと抗議が来ているではないか。
こんなことを言うから、私には友達がいない。みんなと違うことを言うと、日本では村八分、干されるのだ。
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