「棲家について」


何の脈絡もない話だが…
私は無駄に広い家は苦手である。
まず、掃除、片付けが大変。
光熱費がかさむ。
何かの修理や修繕に、多額の費用がかかる。
各部屋の家具を買わなければいけない。
玄関からの距離が遠い。
庭の手入れが大変。
と、何かにつけて大変だ。
まぁ、もちろんこんな家に住むのは金持ちだから、大部分のことは業者にやってもらえば済むことだが。
もちろん、広い家が好みの人のほうが圧倒的多数を占めると思っているが、ここであえて自分の意見を言わせてもらった。
私が東京で一人暮らしをしていた部屋は18㎡のワンルームマンションだった。
田舎から上京した私にとっては、当初、「こんなに金を払ってもこんなに小さな部屋にしか住めないのか。」と、びっくりしたものだ。
しかし、慣れというのは恐ろしい。
1 ヶ月も経つと、完全に適応してしまっていた。
まして、そのマンションには恐ろしいほどの収納があり、引き出し式のベッドまでついていたから、物の収納には困らなかったし、ベッドをしまえばとても有効に残存スペースが活用できた。
もう一つ良かった点は、大きめのユニットバスだったことだ。
みんな、風呂とトイレは別のほうが良いというが、私はこのユニットバスが大好きだ。
何しろカーテンを開ければ、便器をいす代わりにした十分なスペースの洗い場が出来る。
風呂掃除とトイレ掃除は、カビキラーでいっぺんで片付いてしまう。
あともう一つ、キッチンのコンロがガスコンロだったこと。
火力は強いし、冬の寒い日に家に帰ってきた瞬間、エアコンの暖房とガスコンロをつけて、熱いシャワーを浴び終わる頃には、部屋が暖まっている。
まぁ、広い家に住めないやっかみといえなくも無いが、私は手の届くところ、目の届くところにものがあるのが好きなのかも知れない。

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