39通の不合格通知

39通の不合格通知(合格できないのに、合格できるというのは、サギじゃん)


  私の手もとに39通の「不合格通知」がある。主に、英語の資格試験を受けた結果のものだ。若い頃は、こんなの恥ずかしくて人に見せられないと思っていた。しかし、塾講師をしていて気づいたのだが、塾生はそういう情報で力を得るようだ。

「なんでもスイスイ解いてしまう先生は、実は努力と挫折の人だった」

  そういう認識は、嬉しいものらしい。そういえば、自分もアインシュタインやエジソンが子供時代に教師からヒドイ評価を受けていたと知って自分を励ましていたことがある。

  それで、京大を7回受ける前に「間違い帳」はこれだけになったと大学ノートを120冊ほど見せたら、ショックを受けていたようだった。私は専門外の、中学社会と理科をマスターするため地元の定期テストを1万枚集めて全てに解答を付けた。

  Z会を8年やり、センター試験も京大模試も10回受けた。そういう隠しておいた事実をすべて公開することにした。私は才能がないので、回数でカバーするしかなかったのだ。

 なんで、こういうことになったか。それは、塾に来てくれた生徒のせい。当時、私はアメリカから帰国して、英検1級、通訳ガイドの国家試験に合格して、河合塾学園や名古屋外国語専門学校に勤務していた。

 職員室で英検1級を持っていることとか、名古屋大学卒と知ると、「ハハー」と言う感じで水戸黄門の印籠のような威力があった。生徒の支持率も、アンケート調査で40人中2番だった。

 ところが、試しに京大を受けたら、センター試験は9割を越えたものの二次試験では6割の得点率。ビックリした。これは、つまり同僚の先生方は京大に合格できる英語力ではないということではないか。

   それに、調べてみたら京大合格のボーダーは医学部以外は65%程度。たとえ、京大卒の予備校講師(ほとんど、いないが)がいても、受験生とあまり変わらない英語力ではないか。

 さらに調べてみたら、高校の英語教師で英検1級を持っている割合は50%程度。ボーダーの65%を越えるための指導をするのなら、教師や講師は80%程度の正解率でないとマズイ。

 しかし、調査の結果によると、京大の英語で8割を越えるのは医学部のトップクラスの子くらい。そんな子は、京都以外にはいない。京大医学部を出て予備校講師になる人はいない。

 結局、ここ中京地区には河合塾、駿台、東進など、どこにも適当な講師がいない。まぁ、河合などは東京の講師が巡回しているそうだが。

 では、ECCなどのネイティブはどうかというと、これは受験向きではない。

「なぜ、そういう答になるか」

 という解説ができないし、日本の受験の出題傾向なども分かっていない。

 それで、Z会などの通信教育が地方でビジネスとして成立するわけだ。ところが、調べてみたら(自分でZ会を8年間やってみたら)添削する人がコロコロ変わるし、どんな経歴の人か公開されていない。

  たぶん、公開されている予備校講師よりヒドイと推定される。

  無料の「 Yahoo 知恵袋」などは、論外だし。

   私の塾の高校生の子たちは、ちゃんとそのことを見抜いていて

「学校の英語の先生、京大受けたら絶対に合格できないと思う」

  と、言っている。

  それで、私も実証しないといけない雰囲気の中にいたわけだ。




    結局、英語だけではなくて、数学も京大受験生を指導するのに安心感を持ってもらうために、オリジナル、チェック&リピート、1対1、赤本を2周して、京大模試を10回受け、京大二次を7回受け、成績を開示を公開して実証することになった。

  これが、楽しくてね。

  まるで、高校時代にもどったように問題集を解いて高校生と一緒に模試を受け、本番を受ける。自分の姿は見えないわけだから、主観的には高校生に戻ったような楽しい日々だった。

  ところで、皆さんの人生に影響をあたえたものは何でしょうか。教師でしたか?私にとって、教師は道ですれ違うオジサン、オバサン程度で自分の人生にあまり関係ない。

  アインシュタインやエジソンは、教師に評価されなかった。IPS細胞の山中先生は、関西では京大、阪大の次の神戸大卒でした。私は、アメリカの中学校で指導させてもらって確信しました。

  日本の学校、教師はダメだ。

  世界で評価される大学は、どこでしょう。

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