高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その2:新生活スタート】

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前編: 高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その1:旅立ち】
後編: 高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その3:苦難】

高校3年間のうちはじめの1年は、首都マドリードの横に位置するセゴビアという県でホームステイをして暮らすことになりました。

約2年ぶりにスペインの地に父と共に足を降ろして始めに思ったこと、それは「寒っ!」

それもそう、スペインの内部は冬は寒く夏は暑いというとてもすばらしい気候を兼ね備えた土地であり、セゴビアなど「スペインの京都」と私から呼ばれているくらいです。呼んでいるのは私だけです。

ましてや当時の服装、上下薄っぺらいジャージ。

そんなスペインの寒さを舐めきった格好で空港に降りた私は、さっそくスペインからの洗礼を受けることとなりました。完全に自業自得です。ジャージをもう一枚羽織りました。あくまでジャージしか持ってきていないところが実にファンキーです。

新しい家族との対面

 

そんなこんなでスペインに着いてはじめの数日は、寒さに耐えながらマドリードに住むブルジョアな叔母がセゴビアに持っている別荘で寝かせてもらっていたのですが、1週間ほどでいよいよホームステイ先の家族と対面することになりました。

ちなみにこの時点で家族構成や彼らの名前はいまいち知りませんでした。人生行き当たりばったりを地でいっています。素晴らしいです。

高校の手続きやなんやらのために父もスペインまで着いてきてくれたのですが、2,3週間後には日本に帰ってしまいます。

そのため出来るだけ早く新しい家族に馴染まなければ!と私は意気込みました。

日本から持参してきたお土産もばっちりです。

なにやら子供が3人ほどいるということは小耳に挟んでいたので、その子らのために寿司型のチョロQを各自に一個つづ買ってきていました。

このヴィレッジバンガードでどのネタにするか頭を悩ませて買った寿司Q(結局えびとタマゴとマグロにしました。こういったどうでも良い事だけは無駄に覚えている私の脳が憎いです)、まさか5分で飽きられるだなんて予想だにしていませんでした。

日本のWABISABIはどうやら外国のちびっ子どもには理解できなかったようです。

みんなの読んで良かった!