運の悪い日

どんなに気をつけて生活していても運の悪い日というのはある。
その日は夜11時頃 突然コーヒーが飲みたくなって駅まで歩いた。
その帰り道 外は もやがかかっていて、視界が悪い。
すごく嫌な予感がした。 そういう嫌な予感動物的本能はよく当たる。
もやの中から うっすら人影が見えた、3人、いや5人、違う7人位。
女の子も混ざってる。どうやらヒスパニック系、黒人と、年齢は13~18だろう。。。
私と目が合った。ほぼ7人が私を見ている。やばい。。。
ゆっくりと反対側の通りにわたった。すると 彼らも同じように反対側に移動した。
ますますやばい。。 これは90%被害にあう。
そう思いながら とうとうすれ違う目の前に彼らが来た、

とその瞬間 買ったばかりのコーヒーが宙をまった。
7人いた彼らの先頭の女の子が私のコーヒーを蹴り上げた。次の瞬間 殴る 蹴る ・・・ こういうときって声がでない。 キャーとか助けてーとか言えない。

ただ貝のように丸まって耐えるのみ。刺されないことを祈りながら。
銃を持っていたら走って逃げたら殺される、でも蹴られるならあざで済む。
だから 貝のように丸まって しばしの間耐えた。

その日は小銭となぜか家の電話の子機がジャケットに入っていて、彼らはポケットに入ってる何かを盗もうと試みたけれど 子機が大きすぎて出てこなかった。ま、それは盗まれても使い道がないんだけれど、、。 そして彼らは 汚い言葉を吐き捨てながら去っていった。

この日は運の悪かった日。こういう遭遇は回避できない。
こういう時は逆らってはいけない。持ってるものを渡す。相手の顔を見ない(ふりをする)
につきる。

次の日 そのエリアの警察に他の人が被害にあったら嫌だから、という思いで 暴行してきた数名の似顔絵を描いて 被害届を出しに行った。すると警察官のボスらしき人が私に言った言葉が信じられなかった。「なんでそんなことでいちいち報告してくるんだ、こっちは事件で忙しいんだ、どうせ あんたの彼かなんかがからんでんじゃないのか」くやしくて顔が真っ赤になって外に出てわーわー泣いた。

そこはニュージャージーの中でもニューヨークから遠くはないけれど、近くもない、治安があまりよくないとされているエリアだった。 そういうことだ。ここに住んでいて命があるだけ良かったんだ。
明日引っ越そう そう心に決めて家に帰った。 

つづく。。。


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