私の宝石物語〜ALEXANDRITE編〜

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アレキサンドライト、という宝石がある。


太陽光のもとではエメラルドのようなグリーンに。

夜の白熱灯や燭の光のもとではルビーのような赤に。


光によって石の色が変化するその石は

宝石の王様、とも称されている。



2,000年のある日、

1本の電話がきた。


滅多に家の電話って取らないのだけれど

(そもそも家電にかかってくることも少ないが)

その日はなぜか、電話に出た。


営業の電話だった。


『出なきゃよかった・・・。』


しかし、出た以上

最低限の礼儀は保とう、と受話器を持ったまま

相手の言葉を待つ。


妙に軽いトークの男だった。


最初は何を売りつけられるんだろう?と

言葉少なに警戒心バリバリで聞いていると



『宝石に興味はありますか?』


たしか

そんな質問だったと思う。

その時からちょっと私の姿勢が変わった。


なぜならば・・・



ちょうど

宝石を買おうかな

って思ってたからだ。


みんなの読んで良かった!