会社設立後の離婚、そして倒産危機からどうやって会社を軌道に乗せたのか?!

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2002年6月、広告デザイン会社を設立したのですが

設立準備期間から

期待と不安、自信と恐れが入り交じった

不安定な気持がずーっと続いていました。


その二年前に結婚した当時の妻(再婚した妻)とも

上手くいっていなかったのです。

顔を合わせると

どこか相手の問題点を見つけ出し

ダメ出しする。


それに加え

設立時のお金が

見る見るうちになくなっていく。

いつかショートしてしまう

不安が頭から離れませんでした。



そもそもなぜこうなるのか、

なぜなら

広告デザインを作り上げる

デザイン、ディレクション力はあっても

営業することを本気で考えていなかったからです。



それまで、国内で有名なセールスプロモーションの学びや

アートディレクションも学んでいましたが

0レベルから、新規を取ってくる方法を学んでいなかったのです。



いい腕があればきっと上手くいく

今まで経験してきた頭があればきっと上手くいく

・・・

きっと・・・

そう、甘い考えだったのです。



気が付けば、半鬱状態でした。



そんな状態が夏から秋にかけて続く中で

家庭は崩壊、その年の冬を目の前に

決定的な出来事で離婚、

終演を迎えます。


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完全なる崩壊の場面は

妻が外の相談相手と関係を持ったことを知った

妻の朝帰りの日のことです。


頭が真っ白になった私は

一緒に住めないと妻に伝え

即別居へ。



それからは、

どこかでやり直したい私と

別れたい妻とのやり取りが続きました。



一人になると

かなり落ち込み、恨みました

自分以外の男と・・・

夫婦ならもっと助け合えるじゃないか・・・



ただ、

どれだけ分かり合えた夫婦であっても

お金の切れ目は縁の切れ目



会社も上手くいっていなかったから

しょうがないよな・・・



幾度となく

やり直し交渉を進めましたが

相手に好きな人が出来れば

戻ってくる意味などありません。



2、3ヶ月

彼女のことを考える昼間は、

悪かったな・・・

俺ってダメな男だな・・・

と反省しつつも



今度は夜になると

あの女・・・

別の男と・・・

生かしちゃおけねぇ・・・

恨みが、怖ろしい般若の顔のように

沸いて出るのです。



正直、

車にガソリンを積んで

彼女の家に火を付けて

崖に突っ込んで死のう

そんなことを本気で考えるようになっていました。



食べ物は喉を通らず

体重は6~7キロほど痩せ

精気がなくなり

仕事でお客さんと会ってるときは笑顔

その場を離れると

生き物として溶けるんじゃないかと思うほど

死人のようになっていました。


正に、あぶない情緒不安定な時期が続きました。


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