"コスト”と呼ばれていた私が社長になった②
なんとか1件でも取りたくて
人一倍電話をかけていた
チームでは
私が電話をかける件数は
いつも1位だった
ただ、それでも契約には結びつかない
確率論ではうまくいかず
ただ、かければいいというわけではなかった
同僚で取れている人に
アドバイスを聞いて
同じようにやってみるが
それでも取れない
そして2週間目で
やっと1件獲得となるが
それ以降は全く件数が取れず
1ヶ月後に退職を上司に切り出す
もう何も未練はなかった
1件契約が取れただけで満足
この環境で30年と
定年まで働きたいとは思わなかった
私には
もっと向いている会社がある
自分はもっと
可能性を秘めているんだ!
そう自分に言い聞かせ
退職表を上司に提出
上司
なんだ?会社辞めるのか??
私
はい、1ヶ月ですがやってみて
私には向いてないと感じました
私には向いてないと感じました
上司
給料だけ貰って辞めるのか?
結果出してから物を言えよ!
辛いのはおまえだけじゃないんだよ
みんな必死こいてやってんだよ!!
結果出してから物を言えよ!
辛いのはおまえだけじゃないんだよ
みんな必死こいてやってんだよ!!
退職表を出すと
上司はブチ切れて退職させないようにする
それは私が辞めてしまうと
上司が部長に詰められてしまうからだ
私の為に言っているわけでもなく
上司は自分の為に言っているという事がわかったので、
私は辞めるの一点張りで退職表を渡した
1ヶ月テレアポをやってみたのですが
自分には向いてなかった
そう思いながら自分の机を片付けていました
黙々と机を片付けていると
上司
部長がお呼びだ、こっちこい!
私
え?部長がですか??
部長は直接話した事がない
いつも朝礼でお話しされるのを
見かける程度
部長が会社に入ってきた時は
部下が立ち上がって出迎えるほどの
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