ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー エピローグ ~ウツが教えてくれたこと~
3つ目は、
自分のことが好きになりました。
これは本当に大きく変わったところです。
前は自分が大嫌いでした。
自分を好きになるということも気持ち悪くてできませんでした。
でも、今では自分のことを大切に思っています。
そして、今の方が断然、
気持ちも体も楽です。
重いものなど抱えていません。
自分自身に感謝をしています。
4つ目は、
お母さんに感謝できるようになったことです。
僕は、
「苦しめたのはお母さんなんだから
料理、洗濯、掃除をやるのは当たり前で
お母さんが苦しがるのも寂しく感じるのも当然の報い」
と思っていました。
感謝など微塵も感じていませんでした。
むしろ、お母さんを責めていました。
ただ、今では
必死になって支えてくれたことを心の底から
感謝をしています。
ウツになったことを責めてもいませんし
世界が明日滅ぶとなったら
真っ先にお母さんに感謝を言いに行くと思います。
僕がこう変われたのも
あの頃必死に支えてくれたお母さんや周りのおかげです。
確かにお母さんや周りをたくさん傷付けたと思います。
ただ、いつまでも「申し訳ない」という気持ちを持って生きるよりも
「支えてくれてありがとう」と思った方がお母さんや周りも嬉しい気がします。
5つ目は、
すべてに感謝できるようになりました。
人は生きてるのではなく、実は、
『生かされて』います。
それが心の底から理解できました。
だから、世の中には
当たり前のことなど何一つ存在しなくて、
当たり前のことに感謝できるようになりました。
これが僕がウツになってよかった5つのコトです。
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