Mana Earth 〜manaki誕生の物語〜【第1章 はじまりの出会い・前半】

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前編: Mana Earth 〜manaki誕生の物語〜【はじまりの章】
後編: Mana Earth 〜manaki誕生の物語〜【第1章 はじまりの出会い・後半】

★第1章

・はじまりの出逢い

・H君の不思議なチカラ

・吉井家のこと


【 第1章 】


・はじまりの出逢い


京都府亀岡市。

京都駅から電車で20分ほどのところにその街はある。


H君という生まれつき不思議な能力を持っていた少年と、ひとつの家族が出逢うことからこの物語は始まる。いや大きく動き出したという方が相応しいかもしれない。



・H君の不思議なチカラ

H君は小さい頃から子供の霊と遊んだり、誰もいないのに誰かと話していたりする子供だった。


彼にとってそれはごく当たり前で、誰もがしているものだという認識だった。


祖父が亡くなった頃から、父親の虐待が始まった。

H君は耐えられなくなり、家の近くにある田んぼの溜池で自殺をしてようと胸の辺りまで水がつかった時、誰かにこう言われたのだった。


「本当にそれで良いのですか?」

「あなたが作った世界ですよ。」


その時、彼は悟った。

自分がこの世界の中心にいて全て自分が作り上げたものだということを。


それはH君にとっては“ 理解 ”ではなかった。

認識であり自覚であり、ただ自分が知っている事実を思い出したにすぎなかった。


中学を卒業した頃。

両親が誰かの愚痴を言っていた。

その人の名前を見るなりH君が性格や過去の情報を語ったとき、両親は彼の“霊能力”の存在を認識することになる。


それを機に、未来過去などを見る能力に目覚め、「姓名判断」という形で親戚や家族の友達などの相談を受けるようになった。


また、手から煙のようなものが出た。

それは人間誰もが持つ“気”が目に見える形で現れた姿であった。


その辺りか、能力者として有名となり出し、スプーン曲げをはじめとするパフォーマンスを覚えたことも重なりその認知度は加速した。


みんなの読んで良かった!