知っているつもりだった

行く前から「大学生の自分なんかが入って足でまといになったりしないだろうか?」と少し不安だったのですが、参加者のみなさんにあってホッとしました。ほとんどが私と同年代、半分は女性でした。

活動をする現地に行って言葉をなくしました。所々家は残っているのですがなかがグチャグチャで、他に何も残っておらず、映像でこのような風景を見て、知っているつもりだったのですが・・・もう胸が押しつぶされる思いで、涙も出てきてしばらく止まりませんでした。バスの中もそれまでは和やかな雰囲気だったのですが皆、何も言えなくなってただ窓の外を見ているだけでした。


その日、私たちがさせていただいたのは「側溝清掃」。まず瓦礫を撤去して「側溝の蓋」を土の中から見つける、というところから仕事を始め、午前中いっぱいで「側溝の蓋」を発掘。お弁当を食べて、午後から側溝の蓋を取り外し中の泥の掻き出し作業。泥は車のものでしょうか?油の匂いがして真っ黒でした。

久しぶりに全身を使って作業をして、疲れているはずなのですが「疲れた」という感情ではなくて「もう終わりなのか」と心残りが・・。帰りに役場の皆さんが握ってくれたおにぎりを頂いた時は本当に嬉しくて、温かい気持ちになりました。

私たちがやれたことはほんの少しでしたが、地元の方々の力に少しでもなれたら嬉しいです。

知っているつもりだった被災地の現実と地元の方々の暖かさを知った一日でした。

一日ではとても足りない!またこの休み中にボランティアに伺う予定です。

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