これからプロを目指す人のための11の心得

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これからプロを目指す人が心得ておいた方がいい11のポイントとは?


「自分の好きなことや得意なことでプロになりたい」

「自分の持っている技術で仕事をしていきたい」

「人や組織に依存するのではなく、自分の力で道を切り拓きたい」


この記事は、上記のような気持ちがある、これからプロを目指そうとしているダイヤの原石達に必要な心得をつづった記事です。


これを書いている私は、23歳フリーターからさまざまな逆境を乗り越えて34歳で劇団四季の主役まで上り詰め、現在は講演家として自分の得意なこと・大好きなことで生計を立てています。


超一流の人、生き残る人、辞めていく人、私は様々な人を見てきました。その中で、プロとして好きを仕事にしている人が共通して持っているある意識がありました。


スキル2割意識8割という言葉があります。自分の好きな分野でプロになりたい人、なにかを身につけて自分の価値で仕事にしていきたい人にとっては、スキルの体得以上に重要なのが意識の向上です。


同じ時間を過ごしたとしても、ただなんとなくやるのと意義をもってやるのとでは、得られるものも大きく変わってきます。


これからプロを目指す人のために必要な心得として11のポイントに分けて解説しました。


「人や組織に依存する人生は嫌だ」

「自分という土俵で自分の好きなことや技や知識をもって生きていきたい」

「人にコントロールされたくない」


こんな方もぜひ読み込んでみてもらえたら嬉しいです。


量質転化の法則を理解する


量質転化の法則という言葉をご存知ですか?


量質転化の法則とは、圧倒的に量をこなすことで質的な変化が起こるという意味です。逆を言うと、上手くなりたければ質が変化するまで量を積み上げる必要があります。


私は劇団四季に入るための必須科目であるクラシックバレエの技術体得を、23歳を過ぎてからスタートしました。


・一定レベルまで到達するためには

・幼い頃からやっている人に追いつくためには


週に2〜3回だけやるのではなく、圧倒的にレッスンの数をこなすしかありませんでした。受け放題システムの団体を見つけ出し、そこに一定金額を自己投資して多い時は週に10回も受る時もありました。


圧倒的な量をこなすことにより、それが質へと転化し、2〜3年で最低限のレベルまで到達することができたのです。


作曲家として活躍しているプロも、映像クリエーターとして活躍しているプロも、皆初めは圧倒的に量をこなしています。

一言アドバイス
完全でなくていい。圧倒的にやってみよう。



一つ一つに意義を持たせる


圧倒的に量を積み上げると言いましたが、ただ闇雲にやるのではなく一つ一つに意義づけをしっかりとします。なんとなくやる人と意義づけができている人では雲泥の差がつくものです。


これは、アスリートの世界でもよく言われることです。一つ一つの細かな練習に対してしっかりと意義付けをしてからやるのとやらないのでは結果に大きく影響します。


繰り返しますが、私は大人になってからクラシックバレエを始めました。幼少期からやっている人にすぐに追いつくためには、体の動きを徹底的に分析することが一番の近道だと考えました。骨の動きなどの理屈をしっかりと分析してから自らの動きにあてはめました。


一見関係ないと思われるようなことでも意義付けにより、成長に大きく影響します。


例えば、クリエーターを目指している人に数分のプレゼンテーションをする機会が来たとしましょう。自分は、製作側だから関係ないと思ってその場をただやっつけでやるか?それとも、自分の作品を世の中にうまく伝えていくためや、クライアントと円滑なコミュニケーションを取れるようになるための絶好の機会と捉えて全力で取り組むか?とでは同じ時間の過ごし方が大きく変わります。


ひとつひとつのことに対する意義づけを習慣にして、どうやったら相手が喜んでくれるか?魂を込めて全力で取り組んでみましょう。この積み重ねが、3年後5年後に大きな差となります。

一言アドバイス
プロになるかアマチュアで終わるかの紙一重の差。下手くそでもいい。出し切ってみよう。



時間は作り出すもの


よく「私にはそんな時間がない」と言い訳する人がいます。しかし、時間は集中して作り出すものです。


私は、劇団四季に合格するまでの23歳から28歳までの5年間の修行期間、食べていくためや家賃を払うためにアルバイトをしながら、クラシックバレエなどミュージカルの舞台に立つための技術体得をし、時間を作り出して国家資格である気象予報士試験の合格を目指していました。(文武両道がモットーだったからです)


その5年間の修行期間で、時間は管理して必要なことをやるための時間を自ら作り出すものだということを学びました。ポイントは集中です。時は命です。若い命を一瞬も無駄にしないような心構えで集中して自分のやりたいことをする時間を作り出しましょう。

一言アドバイス
時は命なり。


メンターを見極める


その道をすべて経験しているメンターが側にいることは、あなたの成長を大きく加速させます。


しかし、メンターを持つことは大切ですが誰でもいいわけではありません。自分にあったメンターは誰か?受け身ではなく前のめりになってアンテナを張りながら直接会いに行きましょう。そして話してみるのです。


私は大人になってからすべて始めましたので、特にクラシックバレエに関しては、自分にあったメンターをしっかりと見極めることが求められました。抽象的な表現をする講師ではなく、骨や筋肉の動きを理論的にしっかりと例えを持って説明してくれるメンターを探して、恩師にたどり着きました。


私が、”メンターを探して会いに行く”という考えを持てるようになったのは”ある経験”があるからです。


高校生の時のことでした。トランペット奏者を目指している友人が、プロになるという夢を叶えるためにメンターとなりうるプロ奏者の連絡先を本で探し、自分の言葉で伝えて、静岡から東京まで会いに行っていたのです。


「そんなことをしていいんだ。しかもプロが本当に会ってくれるんだ。」


私の固定概念が外れた瞬間でした。恐れることはありません。メンターとなりうる可能性のある人にたくさん会いに話を聞きに行きましょう。

一言アドバイス
前のめりになって自分から掴みに行こう。


メンターを徹底的に真似る


この人だ!というメンターが現れたらこっちのものです。徹底的に真似しましょう。初めは物真似でも構いません。どんなに一流の人でも始めは模倣から入ります。そして自分自身の経験を積み、自分のオリジナリティーを長期的視点で作り上げていくのです。


とくにクリエイティブなワークは無から自分で創造しようと思ってもなかなかできません。常に長期的視点を持ち、たくさんのクリエイティブと自分の信念や価値観と融合して自分の世界観を築いていきます。


私も常に、この視点を持ち続けています。現在は講師の仕事をしておりますので、自分の伸ばしたい能力を磨くために、メンターの動画教材を繰り返し見て研究しその動画のなかの言葉を書き出しています。そして、自分の経験と融合させて人に話してみる、ということを継続中です。

一言アドバイス
学びに終わりはない。
すっぽんのように食らいつこう。


スポンジのように吸収する姿勢を持つ


本物をみましょう。本物に触れましょう。本物の力を感じましょう。自らの基準が高くなります。自分の今のスキルと比較すると打ちのめされますが、遥か先を行っている人を常に意識しておくことはとても重要です。


前項でも述べましたが、本物を徹底的に研究してとことん真似ましょう。しかもそれを反復でやるのです。どうしたらもっともっとうまくなるかを求めていく姿勢が大切です。自ら求めているからスポンジのように吸収できるのです。


私は劇団四季に合格するために、世界的なオペラ歌手の歌に触れる機会を作ろうと、オペラのその他大勢役のオーディションを受けて、お金をもらいながら勉強しておりました。世界的なバレエダンサーに直接触れることにより、一気に成長する経験もしています。


今は、映像などでいろいろな情報が簡単に手に入れられる素晴らしい時代です。直接でなくても、常に本物に触れて自分の基準を高めていきましょう。

一言アドバイス
本物にアンテナをたて、自分の基準を少しでも高めよう。



言葉と行動を一致させ反復する


「プレゼンテーションは、うまくなってきた時に注意が必要で、その後しっかりと行動に移しているのかが大切である。」論語の中で孔子が、こう表現しています(現代語風に要約した場合)。


プレゼンがうまくなることも大事ですが重要なのはその後です。いいことだけ言って、その後、言いっ放しになっている若者がとても多く見受けられます。


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