集団ではなく一人でいることを選んだ『たまらなく大好きでたまらなく大嫌いだった』私の女子高校生時代のリアルなSTORY①《入学編》

2 / 2 ページ

次話: 集団ではなく一人でいることを選んだ『たまらなく大好きでたまらなく大嫌いだった』私の女子高校生時代のリアルなSTORY②《集団生活不適合開始編》

アイデンティティを認められた気分になった

愚かな幼き私は

後先考えず、進められるまま受けた。

さらに高校は

自転車で片道1時間もある距離で

小・中学などの知り合いは誰も行かない。

両親には大丈夫?と言われたが

大丈夫だろう。

と、私は言っていたのを思い出した。

選択したのは自分だった。

自分が。自分で。決めた。

きっと、そうしない事も出来たのに。

《自分で決めた事》

私はその言葉に何故か重みを感じた。

高校1年生。

まだ大人じゃない

でもきっと大人の階段というものに

何となく足を差し掛けている気がして

誰のせいでもない自分の

自分に対する責任とか価値観とか

 

そういった類の何かをここで

この短い高校生活という檻の中で

掴むのかもしれない。

そんな事を考えると同時に

「やるきるしかない。」

と、観念した。

覚悟を決めると

やり遂げたくなったし

不思議とどうやって自分が逃げずに

やり遂げるのか最後まで見たくなった。

そうなると

学校に行く事が良いとか悪いとか

楽しいとか楽しくないとか

もはやどうでもよかった。

ただ3年間何があっても

自分の決めた事を貫こうと

ちゃんと卒業しようと

自分に誓った。

ここから私の3年間に及ぶ

孤独で幸せな絶望の日々が始まった。



続きのストーリーはこちら!

集団ではなく一人でいることを選んだ『たまらなく大好きでたまらなく大嫌いだった』私の女子高校生時代のリアルなSTORY②《集団生活不適合開始編》

著者の岡本 綾瀬さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。