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16/12/25

国際結婚・同居<住んだら地獄>3

Image by Olia Gozha

ようやく夫が仕事を始めた。

その仕事は顧客を得たら報酬がもらえるというもので簡単に言えばセールスマンである。

私はそのことを利用して、

ねこむら「友達を作ってその友達を夫の顧客にするように交渉するから、外出の許可を欲しい。」

あっけなく許可ができた。作戦勝ちである。

自分の母親と父親に顧客になってもらいそれ以外は誰も彼の顧客になってくれないので必死である。

こうして友達をつくり始めていった。外に息抜きできる場所ができることがうれしくて仕方がなかった。お金はあるのに(私のポケットマネー)車を買うことを許されず、自転車で片道50分かけて友達の家まで行き、帰りも50分かけて帰宅して 急いで晩ご飯の支度をした。もちろん英語の学校も片道30分かけて自転車で行き来した。夫と義理母の”子供の送り迎え。。。何てききたくもないから”

自転車に乗っている時間も自由だったのが良かった。


私はもともと要領がいいので義理の父の介護は容易であった。それが事の発端だった。

義理の父がなにかしでかすと、義理の母はヒステリックに金切り声をあげて彼に対して怒るので彼らの関係は徐々に険悪と化していった。そして彼女はストレスを全て私にぶつけてきた。掃除がきちんとできていない、ご飯が塩辛い、歩き方がうるさい。

義理母「何で歯並びが悪いの?アンタの親はアンタが小さいころ何でなおさなかったの?ダメな親だね、」

ねこむら「この国と違い日本ではものすごくお金がかかるから仕方がなかった。この国で直すから心配しなくて結構です。」

義理母「誰がお金出すの?息子はアンタのためにお金は出さないわ。」

ねこむら「自分で貯めた私のお金で支払うので大丈夫です。」

義理母「アンタのお金は夫のお金そんな無駄遣いはさせない。」

ねこむら「私が日本で働いてためたお金なので私のお金です。どう使おうと私の勝手ですし、夫婦の問題なのでこちらで話し合います。」

義理母「三十超えても親のところに住み着いていたこと恥かしいと思わないのアンタ??アンタみたいな人間、うちの息子が結婚してやったことをありがたいと思っているの?」

ねこむら「文化の違いですね。彼は子持ちで再婚ですからね、どん引きの物件ですよね。」

この時点から 言い返すようになった。これがまた関係を悪化させた。

次第に義理の父と猫は私になつくようになり、彼女の嫌がらせに我慢できなくて泣いていたら

プロポーズしてきた。再度書こう、彼は認知症である、状況が全く把握できていない。

一度目はみんな笑っていたが、義理の母だけは憎しみの目で私を見ていた。あの目は一生忘れれない。

そして事件は起こった。



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