【ニート道】借金300万抱えた私が上智大卒ニートになるまでの道のり【人生で大切なことって何?】

3 / 7 ページ

あなたは自分の一日がいくらかかるか知っていますか?




わたしの大学生活には一日一万円かかっていました。


どういうことか?

平気で大学をさぼる諸君、自分の一日を試算してみたまえ。

以下は自分の場合を計算したものです。ざっくりとですが、顔色を失うには十分でした。





私立大学学費 入学金120万 学費100万×3年=420万


家賃 7万/月×4年=336万


光熱費・通信費・交通費 3万/月×4年=144万 


仕送り 3万/月×4年=144万


奨学金(要返済)5万円/月×4年=240万




4年間で1284万。


つまり1年につき321万。


1年は365日。




わたしは大学生として生きているだけで一日一万近くの消費をしていました。


その一日一万を大勢の先輩は「あの頃は楽しかったのに~」と

大学の飲み仲間とどんちゃん騒ぎをして会社の愚痴を言う高額なアルバムにしていました。




大学生活はそんなものでいいのでしょうか?

消費で終わらせるかさらに先へとお金を生み出す投資に変えるかは自分次第でした。


だって大卒だからイコールで高収入かといわれたらそうでもない世の中です。

大卒を上手に使えないなら高卒で働いていた方が、単純計算そのほうがお金は入るんですよ?




試算してみましょう。(かなりいい加減な計算ではありますが、この考え方を知ったうえで、なんとなく進学校だから大学受験するのではなく、しっかりと選択して大学受験をむかえたかったと思いました。)



高卒の人が18から年収200万で働いたとしたら4年間で800万の稼ぎがある。(+800万)


大卒の人は18から私と同じように私立4年制大学で都内で一人暮らししたら四年間では


1200万の消費とする。(-1200万)




そこですでに


高卒22歳+800万


大卒22歳-1200万




というように差は2000万にも開いています。

何も考えず何も得ずただ漫然と大学生活を過ごし、

大卒も高卒も賃金差の関係ない職種につくのだったら、

そこには2000万の損失。かつ、4年間という時間のロス



大学生は本当に高コストでした。

そのコストに見合う成果を得ようとわたしは必死になりました。ありとあらゆる行動を起こしました。インターン参加や起業家セミナーに入り浸り、NPOの手伝いをし、学生団体に参加して、社会人と交流し、読書会に参加をしました。


当時のわたしはさぞ「意識高い大学生」だっただろうなって思います。




でも本音を言うとわたしの探していた答えはいつも一つだったんですよね。




「どうしたら働かないで生きていけるだろう?」




人生の先輩たちの言葉からすっかり会社勤めに対して恐怖心を持っていたわたしは

ものすごく働きたくありませんでした。

過労死、

サービス残業、

休日出勤、

鬱、

満員電車、

ブラック企業、

新人いびり、

お局様。


怒鳴られ、人としての尊厳を失う場所なんだと思っていました。

(もちろん、今では全部がそうではないということはわかっていますが。)




働かないで生きていける方法なんてない、周りの人のほとんどは会社に入っている、

でもそれ以外のお金を得る手段はないだろうか。

もしかしたら「ない」のではなく、知らないだけなのではないか?

ずっとそう思っていたんですよね。




しかし、


当時わたしがいろいろなところでお邪魔したセミナーや講演会などで

出会う大人たちとは分かり合えませんでした。




ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

著者のSakura Terukoさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。