ゆれる

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ボクの目の前に、


車販女子のたわわな果実、


もといお尻がドーン!


ハイ、もう一度、


二度見でドーン!


制服ぱつんぱつん!


星野源くんのエッセイを読んでいる場合じゃねーわ!


目のやり場に困ってしまうようなタイプの人間ではないボクは、


この機会を逃してはいけないという使命感に駆られるように、


それはまるで研究者のような眼差しと心構えで、


凝視した。


そして、


お会計が済むと車販女子は、


車両から去っていきました。


ボクの瞳に焼きついた、


車販女子のたわわな果実と、


窓から見える景色を、


天秤にかける。


ハイ、


車販女子の圧勝ぉー。


ゆれる余地なしぃー。


帰りの新幹線はもちろん、


通路側に決定ぇー。


ボクは以前にも増して、


窓側の席に、


一切の魅力を感じなくなりました。


、、、ん?


、、、待てよ。


窓側と通路側の席に挟まれた、


あの「間の席」は座ったことがない。


間の席の魅力って、


一体なんだろう?

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