家族のコミュニケーション-その11 相手を傷つける話し方
◆敬意を示しあっている夫婦を観察して学ぶ
お知り合いの中に模範となるようなご夫婦はいませんか
少し年配のご夫婦が良いかもしれません
自分たちの役割モデルになるようなご夫婦。
もう少し年を取ったら、あんな夫婦になりたいね。
と思うようなご夫婦がいれば学んで下さい。
会話の仕方、まなざし、しぐさなど。
出来ればそのご夫婦のご家庭に招いて頂き
自然の姿を見ることをお勧めします。
夫が良く動いていませんか。
コーヒーを入れたり、お皿を片づけたり、果物の皮をむいたり
夫の役割になっているでしょう。
妻はお友達とはなして、何もしません。
そう見えますが良い準備をしてもてなしの精神を示しています
夫は妻を支え、妻は夫を立てていませんか
夫婦は一体です。
◆人の尊厳を認めて、相手の感情を組み取る
自分の事ばかりに目が行くと相手の感情をくみ取るのが難しくなります。
相手はどう感じて、どう考えて、どんなことに傷つくのか。
そう見てみると相手の気持ちに沿った話し方が出来るようになります。
傷つける言い方ではなくどうすれば
もっと優しい言い方が出来るかを考えます。
相手を喜ばせましょう。
人の益を図って、自分の事だけに目を留めないようにしましょう
自分の事を必要以上に考えてしまったり、
自分はひとかどの者だと考えていると
人の尊厳は認められなくなります
◆結婚する前後の事を思い出す
婚約期間中はどのように過ごしましたか。
楽しい思い出が沢山あれば、
その思い出の一つ一つが宝石のように
きらめいてくれます。
結婚してからも新婚当時はわくわくすることが
沢山あったのではないでしょうか。
どんなことで一緒に笑いましたか。
どんな喜びや悲しみも支えあってきましたか。
昔の写真などを見ながらゆっくり考えてみましょう。
出来ればご夫婦でそうする時間を定期的に儲けましょう。
今でも良い絆を強めるための努力が出来ます。
何でも一緒にしましょう。お料理を一緒に作って
一緒に食べて、お酒も一緒に飲んで、
夫の好きな野球の実況放送も一緒にみましょう。
結婚前後はきっとそうなさったはずです。
もう一度同じことをやってみて下さい。
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