ニートで恋愛依存症だった自分がゲームで出逢った人を好きになり経営者になった話し2
オタクっぽさは少しもなかった。
好みのタイプと言う訳ではなかったし、メンバーの中にはイケメンと言える男性が2〜3人いたが私には彼しか見えていなかった。
みんなでさんざん飲んで騒いだあと、更にホテルで朝まで飲み明かそうと言う話しになり、私の部屋に集まった。
もっとゲーム以外の彼の事を聞きたかった。
「俺、明日も仕事だから寝るわ!」
そう意中の彼は真っ先に寝てしまったのである。
こうして1回目のオフ会は楽しかったけど、何の進展もなく終わりを告げたのでした。
それから半年、相変わらず毎日スカイプで話しながらのゲームとオフ会も2回目、3回目とするうちに、私はどうにも自分の気持ちが抑えられなくなっていた。
しかし私が告白をしたところで、どうする事も出来ない壁が私と彼の間にはいくつもあった。
当日、私は43歳のおばさん、彼は33歳。
私は札幌、彼は名古屋。
そして彼には彼女がいた…。
それでも、ゲームが人生の全てになっていた私には、もしいつか彼がゲームを辞めたらどうしようと言う恐怖に常に頭を支配されていた。
このまま彼がゲームを辞めたら2度と会う事は出来なくなる!
それだけは嫌だ、とりあえず告白してみよう!
そして彼に思いを伝えた。
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