最近よくあるヤンキーがなぜか勉強する話
学校を休んでまで遊んでいる。
なのに自分だけなぜ???
家にいても楽しくないしずっと友達と遊んでいたかった私は、
親が寝静まった頃にこっそりと遊びにいっていました。
なぜ夜中にコソコソして家を出なければいけないのか。
もっと堂々と遊びに行きたい。
とつくづく思っていました。
それならば堂々と遊びに行けばいいだろうと思われるかもしれないが、私は父の罰を警戒していました。
父はよく私に罰を与えました。
殴ったり蹴ったりというような暴力は一切ありませんでしたが、
私の最も嫌がる
・携帯没収
・外出禁止
そんな罰を受けてました。
当時私はファッションにすごくこだわりがありました。(お年玉でもらったお金や、誕生日にもらったお金をほとんどファッションを磨くために費やしていました。)
それを父は知っていたため、
学校の制服とパジャマ以外の服を全て没収されるということもありました。
それと父は私に、
と小さい頃から言ってきました。要は、自分の尻は自分で拭けというやつですね。
しかし、ある日思いもよらないことが起こります。
私は隣のクラスの子に暴力をふるい、学校に母が呼び出されました。
学校に呼び出されて来るのは、決まって母でした。
母は父に、
と言われていたそうです。
父は学校に呼び出されていくのもすごく嫌っていました。
話を戻しますが、
学校へ呼び出された母と私は担任の先生に
正直これはまずいと思いました。
父が一番嫌うことですね。
この時に私が父から受けた罰は、
謝罪に行く前に反省の色を見せろと言われ
父に連れられ散髪屋へ行き、おかっぱ頭のようにさせられました。(髪を切る前はとてもロン毛で、髪型にすごくこだわりをもっていました)
外に出たくなかったです。笑
当時の私にとってはある意味拷問のようなものでした。
なんなんだこの家は!そう思っていました。
もっと親に縛られなくて毎日を過ごせる家庭に生まれてたらな〜と思ってました。
そんなことを思いながら、
卒業が近づいてきます。
そして卒業式でどうしてもやりたいことがありました。
刺繍欄をきることです。
※刺繍欄とは、卒業祝いに学生服に刺繍を入れたものです。それを卒業式の日に着ます。
私は当時の友人二人と一緒に
刺繍欄を作ることに決めました。
学校の授業中でも
常にどんな刺繍を入れようかと考えていました。
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