最近よくあるヤンキーがなぜか勉強する話

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すぐさまダンス部へ入部しました。

すると電話を掛けてきてくれた先輩はすでに

ダンス部に入部していました。




びっくりなことに

あたりを見渡すと、

私の友人も入部していました。




いつの間に。先を越された。






彼も学園祭の時の

ダンス部のダンスに憧れ

私より数日早く入部していました。




絶対誰よりも上手くなってやろう!と思い

日々の練習に励み、

家に帰ってからもダンスのことばかり考えていました。(EXILEのパフォーマーになってやると本気で考えていました。笑)





先輩たちもとても面白い人だったので

早く部活がしたい思いでいっぱいでした。







しかし、3ヶ月後。





私は先輩に

ダンス部を辞めたいです。

そんなメールを送りました。





理由はとても単純です。

ダンスに飽き、もっと遊ぶ時間が欲しい。

それだけの理由です。





私は昔から何事にも飽き性でした。

一ヶ月も経たないうちにPS3を売ったり、

必死でお金をためて友達から買ったX–BOXも数日で売りました。

などなど。




やりたい!欲しい!



そう思えば

すぐに実行するのですが、

継続というものができませんでした。




先輩からは辞めるのをとめられました。



数時間後には

私を誘ってくれた先輩からも

電話がかかってきました。




先輩
たっちゃんから聞いたけど
ほんまに辞めるん?
はい。
先輩
絶対後悔するぞ?




その言葉を聞いて

とても迷いました。




とりあえずよく考え直せと言われ、

次の日に部長と副部長と話すことになりました。




次の日。




授業が終わり部活の時間。


部長に呼ばれてついて行きました。



部長
なんで辞めたいんな?
ダンスに飽きました。
部長
それだけ?
もっと遊びたいです。
部長
俺も何回も辞めたいことあったけど
ダンスの大会終わった後とかは
続けてよかったなって毎回思う。
部長
ダンス部みんな同じ気持ちだと思う。
部長
やりきった後のあの達成感。
、、、。


正直言って、

後悔はするだろうと思いました。 




しかし当時の私は

ダンスに対する思いは

これっぽっちもありませんでした。


それでも辞めます。
部長
後悔するぞ?
はいわかってます。
それでも辞めます。
部長
わかった。

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