【私の人生と読書⑥】「カリコリせんと生まれけむ」会田誠 幻冬舎文庫

前話: 【私の人生と読書⑤】「悪人正機」吉本隆明 新潮文庫

【私の人生と読書⑥】「カリコリせんと生まれけむ」会田誠 幻冬舎文庫


「素の自分で勝負したいときに」

「天才でごめんなさい」。の名言で知られる現代美術家・会田誠が、個展や展覧会で日本の各地や世界中を飛び回る中、どうしたことかいつも不思議な事件に巻き込まれてしまう日常を、独特な文体で書き綴っています。


自分の言葉に責任を持ち、自分の言葉で文章を書く。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、会田氏の言葉からは、自分を偽らない人間そのものの魅力が見えてきます。自分を大きく見せることもなく、過小評価も決してしない。ありのままの等身大の言葉を語り、自らをさらけ出すことは、簡単なようで実はとても難しいことではないでしょうか。

私は美術館で本書の表紙の絵と出会い、その表現の自由度の高さに衝撃を受けました。もっと作者について知りたいと思い、その足でこの本を手に取って一気に読み終えた経験があります。


 人は誰でも自分の考え方や行動について、無意識に制限をかけてしまうものです。そのような状況を打開するためにも、本書の一読をオススメします。

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