奇跡、生きる〜小さな生命が私を救ってくれた〜パニック障害の私が命の危機に直面して少しだけ成長した話

1 / 16 ページ


これは私に起きた奇跡としか言えない出来事の話。

生きていること自体が奇跡。

時には辛いこともあるけれど、

精いっぱい笑って生きていこうと思えた出来事。


ーーーーーーーーーー



結婚3年目の28歳。

基本ネガティブ人間。

心配性で打たれ弱い。

自分に自信がないくせに負けず嫌いで強がり。

大丈夫じゃないのに大丈夫って言ってしまうのが癖。


夫は同い年。

地元(隣県)が同じ。

論理的で我が道を行くタイプ。

嫌なことには嫌とはっきり言える。

他人の目を気にしない堂々とした、私と全く正反対の考え方をもつ人間。



私は短大時代にパニック障害を発症した。

不安感が強くなると動悸や吐き気が襲い、嘔吐恐怖も併発していた。

好調不調を繰り返していたが、数年前に地元にある相性の合う心療内科の先生に出逢い、

たくさん飲んでいた薬も現在は抗不安薬を1日に0.5錠飲むだけで随分落ち着いてきた。


ただ、ストレスや疲れが溜まると、

自律神経の乱れからか動悸、モヤモヤ感、吐き気、胃のむかつきで食欲減退が続く事があった。



私は子どもが好きでいつかは夫との子どもが欲しい、産みたいと思っていた。

昔から子どもを持つのが夢だった。

夫もいつか子ども持てたらいいなと話していたが、私のパニック障害や薬を飲んでいる事が少し気にかかるようで、すぐに欲しい…というわけではなかった。


友人達の妊娠、出産報告などを聞くたび、うちはまだなのかなぁ…と不安と焦りの日々。

【子どもが欲しい】【まだ時期じゃない】と夫婦喧嘩することもしばしばあった。


主治医の先生には

「今はとても量が少ないし状態も落ち着いてる、この薬を飲みながらでも出産してる人はたくさんいるから、そこまで神経質にならなくていいよ。お母さんの心が安定してる方が赤ちゃんにとってもいい場合があるから。」

と結婚した頃に言われていたが、

(子どもはすぐにでも欲しいけど、少しでも何かのリスクがあるなら薬飲まなくなってからの方がいいのかも。もし子どもに何かあった時は一生自分を責めるんだろうな。でもいつになったらその時が来るんだろう…夫がその気になる頃に手遅れになってたりしないかな…)

といつも不安だった。

みんなの読んで良かった!