農家の16代目に生まれて。

                         健康で長生きすることが良いことってなんだ?

昭和50年代、区画整備事業が行われ山林や農地は住宅地へと変わった。

それ以降、我が家は兼業農家。

農地は2ha。不動産もある。

祖父は96歳で健在。祖母も94歳で健在。

父も母も健在。

我が家は、みんな健康。

病人がいない。

身体が健康でも、心が健康とは限らない。

祖父母は、戦中・戦後を生きてきて、高度経済成長期に汚い人間をたくさん見てきた。

養子が財産を放蕩してしまう家。

土地を売買したお金が入り、農業を辞め、金亡者になってしまった家。

祖父は、実の息子である私の父に何回も言ったことがある。

「財産狙ってるのか!!!」

「俺が死んだら好きにしろ!!!」

なんなのそれ?

14代目ってことは、あなたの前に引き継いできた人がいるからあなたがいるんでしょ?

私の父も私も次につなぐために、この世に存在しているんじゃないの?

祖父に、投げかけた言葉。

伝わらない。

なんで?

心の扉が閉まっている。

他人を享受する余裕がない。

長生きしても、心が育っていないと駄目ですね。

反面教師。








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