走り続ける人生
人生半生。
振り返ると山と谷しかない人生だった。
丙午に命を授かり、思い起こせば友達と違う家庭に育ち、不思議に思いながらも幼少時代を過ごした。
母は朝から晩まで働き、家には祖母と私2人だけ。当たり前だった日々は当たり前ではなかった。
友達の家にはお父さんと呼ばれる、女の人とは違う物体がいた。
不思議だったが、小学二年生の時に
『お前は何でお父さんがいない?』と同級生に聞かれ、母に会った時に
『家には何でお父さんがいないの?』と聞いた事がある。
その時の母の顔は今でも忘れられない。
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?

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