演ずるということ

最近、「演ずる」という技に興味津々。ドラマ精霊の守り人をきっかけに綾瀬はるかさんのことを知り、彼女の演技やセリフの声色のどこが、他の役者さんと違うのか、それを発見するのがものすごくおもしろくて、彼女が出演している他のドラマもいろいろと観ている。発見したことは、その「違い」が、上橋菜穂子さんが書く物語の持つ特別さと同じだなぁ、ということ。演ずることも書くことも、そして演奏も、ある意味、自分を捨てることだ。もっと正確に言うと、自分を超えること。自分自身ではなくて、演技の、物語の、音楽の生命を活かす。でも、そのためには、常に自分の限界と闘わなくてはならない。その闘いに勝った時、自分の可能性がぐんと広がる。もちろん、才能もある。でも、たぶん、このプロセスに注ぐ力の量によって、演技の、物語の、演奏の質が決まる。質の高い表現は、人の心を動かす。そして、たくさんの人の心を動かせば、評価される。それが、「賞」というひとつの形となって表されるのだろう。

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