「たかが自分、されど自分、そんな自分が一番大切」

『今のまま歳を取らせてくれるのなら』

と条件を付けて結婚を了承してくれた時は、

感動して嬉しくて号泣しました。

友人からは火事場泥棒と言われました。（笑）

何をしたら良いのかも判らずでたらめに生きていた僕が、

華奢で強く握ったらすぐ壊れてしまいそうな繊細な彼女を、

そのまま歳を取らせるというミッションを受けてから

全てが変わりました。

言い訳で自分から逃げる事は、
彼女との約束を破る事になるのです。

結婚21年目を迎える今も、当時の彼女と出逢えた感動は薄れる事はありません。

今でも前を向いてチャレンジし続ける力の源です。

僕はそんな彼女との出逢いから

たかが自分

されど自分

そんな自分が一番大切

と気づきました。

こんな発信をする事で、自分で自分の初心を思い出さなければいけない弱い自分も存在します。

しかしそれも含めて『自分』です。

何もない僕に人生をかけて結婚してくれた家内の為にも、

自分を大切にする事は、自分に関わる人を大切にする事だと感じています。

このお話は決して僕が家内との出会いを自慢してる自慢話ではありません。

どんな時でもどんな環境でも気持ち一つで希望を持てる。

自分の為ではなく、大切な自分以外の為に動く事で自分の理想が明確になる。

それに向かって動く事で自分の理想に近づける。

そんな事の一例として書かせて頂きました。

偉そうな事を言ってるようで大変恐縮です。

しかし何のタイトルも無い僕が、

どん底のスタートラインから成長を目指す発信だからこそ届くメッセージがある筈です。

たかが自分
されど自分
そんな自分が一番大切

とことん自分と向き合う覚悟で、

未来は大きく変わります。

これが現在アスリートのキャリアサポートを考える僕の原点です。

冒頭にも書かせて頂きましたが、多くの友人の御家族の命を奪った震災で、

このようなお話をする事は非常に不謹慎なのかもしれません。

しかし後悔するばかりではなく、成長の大きなきっかけとして生きていく事が、

残った人間の責任であり、それが最高の供養ではないかと考えており書かせて頂きました。

亡くなった方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

感謝！