細かく意見を言ってくる人はポジティブに受け入れる

平井一隆が細かく意見を言ってくる岡村に対し、他の先輩に意見を求めた物語を覚えているだろうか?あの物語では人格を鍛えなくては、人生はうまくいかないという話をした。だが、あの話から得られる教訓がもう一つある。その話をしよう。



平井一隆と岡村の実力差がひっくり返る少し前、相変わらず二人の関係は険悪なままだった。他の先輩から岡村のことは反面教師にしろと忠告してもらっていたものの依然、平井の心は不満でいっぱいであった。反面教師にしようと思っていても、どうもイライラを止められずにいた。 


まだこんなこともわからないの!?ここは先にこの手順を踏んでから実行するんだよ!


岡村からの容赦ない罵倒はなおも続き、平井は不満を抱えていた。

と言っても、先輩からアドバイスをもらう前に比べれば、大したことはない。反面教師にしろというアドバイスのおかげで、学びに変えることが出来ていたからだ。


不満を抱えながらもこれは学びなんだと平井は自分に言い聞かせていた。



ある時、平井は臨時で他の人とパートナーを組むようになって、とあることに気がついた。他の人は何も言ってこないということだ。


平井は心地の良さを感じていた。やはりこれくらいが良い。ものすごく楽だなと思っていた。だが、同時に何かが抜け落ちている感じも拭えなかった。


それは新しい学びだった。


何も言われないことは楽なことであったが、得られる学びも少なかったのだ。


この時、平井は悟った。


そうか、あの人が細かく叩き込んでくれていたから、学びになっていたのか。言われていた時はものすごく腹が立ったが、振り返ってみたらあの人の言うことは役に立つことばかりだった。悔しいが、そのことを認めなくてはならない。


今までずっと嫌な人だと思ったけど、本当は細かく言ってくれる人というのはすごくありがたい人なんだ。ほとんどの人はあまりはっきりと意見を言ってはくれない。実はありがたいことだったのか。


平井は人の良い面を見て、自分の中に取り入れていった。



細かく意見を言ってくる人は毛嫌いしたくなるものだが、後々になって振り返ってみるとそのおかげで早く大きく成長している場合も多い。渦中にいる時は辛いが乗り越えたら、早く自分の身に着くと信じ、意見を受け入れてみよう。ただし、ネガティブな要素は全て都合の良いように受け流すなり、ポジティブ変換させること。そこはまともに受け入れる必要はない。



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