自分がわからない苦悩が、創作活動のネタになって楽しくなった話

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コピーし、対話した。




自己内対話。ノートに書きだした。




どんどん読んだ、どんどん書いた。




その作業が、いつの間にか止まらなくなっていた。




それしか、することなかった。




しかしながら、そんな簡単に何かがわかるはずもなく、時間だけが


むなしくも過ぎていくだけだった。




「自分の取扱説明書だれかくれ~!!!!!!」




「ガンダムの取扱説明書くれ~!!!!」的な




動かし方のわからないロボットに乗せられて、もがき苦しんでいた




自分でありながら、自分でない。


そんな違和感いっぱいの毎日がただただ、過ぎていった。






自分がわからないという感覚は、仕事探しに致命的




なぜなら、「何がしたいかわからない」から


どんな仕事内容があってるのか?


どっち向いて、歩けばいいのか?さっぱりわからない。




しかも、対人恐怖になっていたから、知らない人に会うのが苦痛


当然、卑屈な態度になる




相手は、怪しむ・・・。




普通の会社員は無理だ・・・。




そう思って、自分一人でできる仕事や、新規募集で先輩のいない職場


などを中心に探した。




そういう職場も、何件か行ったが、結局長続きしない。




どうしても、他人と一緒に仕事することになじめない。


他人の視線が気になる。




どうしたらいいんだ・・・。




読書だけが増えていく。


読んだ、読んだ、読んだ・・・。




何冊読んだんだ一体・・・。




どうも、自分は病気ではないか?




そういう方面に気持ちが傾いてゆく。




最初に疑ったのは


「アダルトチルドレン」




当時、そういう書籍がかなり出版されていた。




そのことから推測して、かなりの人がその方面に興味があったのでは?


と今では、当時を振り返れる。




とにかく、僕は、そういう病気なのか?と思うと


自分が悪かったんじゃなかったんだ。




そう思って、なんとなく救われた気持ちになったのは間違いなかった。




つづく。























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