招待券無しでTEDxTokyo2013に参加した話

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5月11日、1+1=11になった。



5月11日に渋谷ヒカリエで開催されたTEDxTokyo2013に参加してきました。


TEDとはTechnology, Entertainment, Designの頭文字からきたアメリカ発祥の講演会で、様々な分野の人々が自らの「広める価値のあるアイデア」を共有するためのもの。

有名どころでは、ビル・ゲイツ、アル・ゴア、ビル・クリントン、マイケル・サンデル等が登壇しています。


そして、この東京バージョンがTEDxTokyoというわけです。


今回のイベントでは30名以上の登壇者がいました。

つまり、普通にトーク(講演)を一日中聞いていても、

30個以上のアイデアが得られるわけです。


講演者は勿論すごい方々ばかりですが、

このTEDというイベント、聴衆も凄いんです。


周りを見ると・・


シリコンバレーの某投資家やVOGUE JAPAN創刊に関わった方など、

様々な著名人がみえました。


そんな中、ふと振り返ると、どこで見たことがある顔が。

何回チラ見しても、やっぱり見たことがある。

しかも最近見たような・・・

まさかと思って名札を目を向けてみると・・・BLACKの文字!


そのまさかが当たりました。

本家TED2013に登壇したBLACKさんでした。


ちょうどコーヒー待ちの列で前後だったので、

お話をさせてもらうことができました!

(コーヒー待ちの列での会話の一部始終)

BLACKさん、もちろん今日もヨーヨーあるんですよね?見せてくださいよ~
BLACKさん
残念ながら今日は持ってきてないんだ。今回の主役は僕じゃないからね!


カッコよすぎです、BLACKさん。

最後にはバッチリ握手もしてもらいました。

(BLACKさんのトーク&演技はted.comに載っていますので是非見てください)


招待券?


さてさて、こんなVIPな雰囲気のTEDxTokyoに参加したわけですが、実は僕、招待券なんて持っていませんでした!!!


というか席数は400しかないので招待券を得るのは相当困難なんです。


そんな僕がどうやってこのVIP会場に乗り込んだのか。


この日は、元々、パブリックビューイングに参加しに来たんです。

パブリックビューイング(以下PV)とはTEDxTokyo主催の公式イベントであり、本会場には入れないが、同じヒカリエ内の一区間で、スクリーンを通してTEDxTokyoを観るという企画。

ただし、4セッションある内の1セッション、時間的には1時間半しか居れないという制約があり、僕はSession 1 の時間をもらいました。


PVはこんな感じ


こんな風にスクリーンを通して鑑賞していました。


この企画もTEDxTokyo主催の公式イベントなので、TEDにそれとなく参加している雰囲気を割と楽しんでいました(撮影もあり得るとも示唆されてたしw)

トークの始まりと終わりにはスクリーン越しでも皆で拍手を送っていた感じです。


一つ不思議に思ったのが、

講演者は日本人で日本語を喋っているのに、PV会場での音声は全部英語に通訳されていたこと・・


その場にいたほとんどの方が LOL という感じを醸し出していました(笑)


東京版クリス・アンダーソンが現れた!


こんな感じにトークを楽しんでいました。


トークの最中、

みんな、登壇者の放つ一言一言に大集中しています。



すると後ろからこっそりと・・



なんと、

TEDxTokyo創始者、Patrick Newell氏がPV会場にやってきたんです!!


いわばTEDという文化を日本に運んできた方な訳で、

生で彼を見れただけでテンションが上がってしまいます。


TEDxTokyo2013のキュレーター(司会者)も彼がやっていたんで、

PV会場に姿を現したときは、「なんでいるの?」とみんな大騒ぎ!


言ってしまえば彼は東京のChris Andersonみたいな感じですからねー



そんなPatrickさん、前にやってきたかと思うといきなり声を上げ



"Does anyone want to speak out an idea worth spreading to the audience?" 

(通訳者)この中で広めるべき価値のあるアイデアを話したい人はいますか?


みんな 「シーーーン」


"I need five people in this room to speak out from here to the audience in the venue, within one minute"

(通訳者)5人前に出てきて、この場所から本会場にいる聴衆の皆に向かって話してください。1分以内でお願いします。


(ビデオカメラを向けられる)

このカメラを通して本会場側のスクリーンに映し出されるようだ。


"Anyone?"

(通訳者)だれかいませんか?


もちろんPV会場からスピーチするなんて誰も聞いていないので、

みんな唖然としていた。



Patrickさんと目が合った最前列にいた二十歳くらいの女の子がまず召喚され、

次へ次へと3人出てきた。


そんなこんなしている内に、ふと我に返って思った、

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