信じない炎が信じられた日。



オレは ドラゴン パパ!


疑うものでは無く信じるも
のだと初めて想えた炎の力


・・・・・情熱・・・・・


「命は大丈夫です。」
頭の手術が無事に終わり心
の苦悩が家族に始まる。虚
ろに横たわる小学生の弟。
生気の無い姿に黙り込む自
分。父と母が沈み込む。暗
くて暑い高校1年生の夏。


父は看病の為と休職し。母
は不安に狼狽える。不幸が
描くのは絶望への筋書き。
書き変えたくて弟に叫ぶ。
「なぁ?夢はあるか?」
「ハルクに会いたい。」
「ハルク~?ホーガン?」
当時最強の超人気プロレス
ラー。弟の希望と兄の野望
は学校で笑いの種と成る。


試合に来ると分かってホテ
ル中を駆け回る。団体や会
場にも電話を掛け捲るが。
「それは無理だね~。」
試合の前日まで誰も相手に
してくれず。叶わぬ弟の夢
に涙で叫んだ深夜の電話。
「よく踏ん張ったな。」
労ってくれたのは所属団体
の今は亡きレフリーの方。
弟が願い自分が訴え彼の心
がハルクの心を動かした。


学校から戻り父に聞くと。
ハルクに病院中が大騒ぎ。
2人の御対面に光が灯る。
「久し振りの笑顔だよ。」
憧れ疲れて眠る弟。映画や
小説では無い現実。最後に
聞かされた自分への伝言。
「お前の弟を想う情熱に引
っ張られて来たってさ。」
情熱と呼ばれる想いの炎。
炎は絶望をも火種にする。
書き変えられた筋書きが。
初めて其れを信じさせた。


みんな おやすみ !!!
明日も がんばれ !!!












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