会社辞めようと思うんだ。。。

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何を楽しみに生きているのか?


僕は今年で30の歳になります。


そんな僕が今までの人生でとても大きな決断をしたのは、

会社を辞めるときでした。



辞めようと思ったきっかけは単純な理由で、

このまま続く自分の人生に嫌気が差したから。


会社を辞めるときの話に入る前に、

簡単にこれまでの僕の簡単な人生をお話しておきたいと思います。



自分で言うのもなんですが、

ごくごく普通の人生でした。


僕はこれまでの人生、

何をするにしても2番手でした。


中学生のときのテニス部でもレギュラーを獲得していたが2番手。

しかも副部長。


高校のテニス部でも2番手、

なんとここでも副部長。(笑)


なんだか自分自身に、2番手コンプレックスというのがありました。



子供の頃から父親に毎週映画館に連れて行ってもらい、

特に画面の中に映る主人公にいつも感情移入し、

非現実的な自分になりきるのが得意でした。


映画の中の主人公はいつも輝いています。


いつしか僕も、そんな画面の中で光り輝く主人公のような人生に憧れを抱いていました。



でも現実は、そんな映画のような華やかさはありません。


大学でもとくになんの夢や目標を抱くこともなく、

普通のレールに沿って歩いて行くように一般企業に就職しました。



会社の仕事はそれなりにできました。

社内でも飲みに行く人もそれなりに増え、

人間関係にはとても満足していました。



でも、何かが引っかかる。


いつもそんな心の引っかかりに気付いている自分に嘘をつきながら

当たり前のように繰り返される毎日を過ごしていました。



会社に入社して4年経った頃、

朝起きるとふと、こんな事を思ったんです。



会社辞めよう。。。



実はこんな平凡な人生を送ってきた僕ですが、

昔から思い立ったことはすぐに実行したい性格で、


気がつくと、出勤して早々に上司と一対一で話している自分がいました。



「〇〇さん。僕会社辞めようと思います。」


「えっ!?急にどうした??」


「一度きりの自分の人生、後悔したくないんです。」


「辞めて何するんだよ?」


「。。。飲食店、お店を出します。」


とっさの思いつきでした。


会社を辞めるのって、とても大変です。


上司に納得してもらい、その後にまたさらに上司との面談、

その人に承諾してもらうと、またさらにその上司との面談。


少し心が折れそうでした。



途中に何度も説得されたり、

話をする機会をもらえなかったり、


でも、負けませんでした。


なぜならもう、僕には失うものなんてなかったからです。



ここだけの話、上司と喧嘩してでも辞めてやろうと思っていました。


結局、喧嘩はなかったですが。(笑)



で、結局飲食店はどうなったかというと、

出すことはできませんでした。



当然ですよね。


右も左もわからない僕が、

たとえ出せたところで潰れるのは目に見えています。


もし、出店していたら、

今頃借金まみれでしたね。(汗)




会社を辞めるとき、

一番怖かったのは、周りの反対よりもなによりも、

安定がなくなることでした。


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