三寒四温

三寒四温のこの頃。それでも日中は太陽の暖かさを感じる頃となった。

朝早くビーチまで犬を連れて陽の登るのを見に出かけてみる。

砂浜で真っ赤な太陽のエネルギーを一身に浴びて、その日が始まる。

近くの川辺の雑草の間から小さな花が咲き始めてきた。崖っぷちのフキの葉っぱをかき分けてみるとフキノトウが芽を出していた。野辺の花はたくましい。確実に春の訪れを教えている。カモの親子を岸辺で見かけて、思わず佇んでしまった。何とも言えずかわいいのだ。

我が家では間もなく畑の土の入れ替えをしなければならない。今は朝サラダの葉っぱものを収穫。春菊やラディッシュもよく育ってくれた。ちょいサラダには困らない。

先日、熱海で橙のママレードを作る講習に参加した。ここではこれから甘夏や八朔が取れる。ジャムやポン酢づくりにも挑戦してみようと思う。

 

この山間の家の近くで独居老人が亡くなっていた。3日たって見つかったのだが、よくある話と片付けられなくなった。ご近所づきあいをあまりしていない私も他人ごとではない。

モーニングコーヒーを飲みながら、これからをどのような越し方をしたらよいのかとしみじみと考えてみる。

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