人生は時に不公平〜7〜
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行く宛は決まってた、お婆ちゃんの家だ。
距離にして20㎞くらいだろうか、自転車でただ無心でペダルをこいだ!
無事に到着してお婆ちゃんと叔父ちゃんは暖かく迎え入れてくれた、しかしお婆ちゃんとお爺ちゃんの家だけではなく、親父の弟夫婦の家にもなっていたのであった。
この時に親父の弟は海外に単身赴任していて、あんまり面識のない奥さんだけ居た
今思えば奥さんは自分と同じ境遇だったのかもしれない。
何の事情も聞かず一晩泊めてくれた、翌日お婆ちゃんは心配したのであろう、家に電話をした。
そして、悪魔の笑みを浮かべ母親が迎えに来たのだ。
震えが止まらなかった。
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