「自分」は一人だけ
色んな事が楽しくて仕方ない自分。
全てがどうでもよくなって、厭世したくなる自分。
今ならなんでもできそうな気がする自分。
適当に生きられればそれで満足な自分。
許せないと思ったら理性で考える前にSNSでも何でも使って「正義」を主張してしまう自分。
何かを主張しようとは思いつつ、そんな自分のエゴを曝け出すことが嫌で留まる自分。
他人様のちょっと呆れるような主張にはそれとなく遠回しにチクリと毒針を刺す自分。
ただただ皆の書き込みを眺めるだけでニヤニヤしている自分。
誰にでも気を使っている自分。
目上にはヘコヘコしながら、下にはキツく当たる自分。
わがまま言いたい放題の自分。
人との関わりを一切持ちたくなくなる自分。
まぁ…自分の精神が2つになろうが3つになろうが無数になろうが、どれだけ細分化されたところで、詰まるところ肉体は一つしかないわけで。
だからどの自分も本物の自分。
どれだけ偽っているつもりでも、ごまかしているつもりでも、多重人格だと認めていてもそれはすべて自分。
そう思うと結構気楽なのかもしれません。
「自分」は一人だけ。
著者の山口 寛之さんに人生相談を申込む
著者の山口 寛之さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます