フレッシャーズ最初の関門「飛び込み名刺交換」の思い出⑤

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前編: フレッシャーズ最初の関門「飛び込み名刺交換」の思い出④
後編: フレッシャーズ最初の関門「飛び込み名刺交換」の思い出⑥(ラスト)

泣いても笑っても最終日。


翌朝。

ドライヤーで乾かしたイビツな名刺たちをカバンに詰め込んで、会社へと向かった。


泣いても笑っても最終日。

営業は、過程じゃなくて、結果がすべて。


人事から言われた言葉が胸に刺さり、一層プレッシャーを感じる。


2日目は天気も良かったのが幸いだった。


気を引き締めて、前日とは逆方向、渋谷駅方面へと向かう。

明治通り沿いをひたすら進んでいく。


前日同様、会社の近所では名刺交換がはかどる。

しかし、会社から遠くなるにつれ、やはり交換してもらえる確立が下がっていく。


受付電話
事前のお約束はされていますでしょうか…?
お約束のない方のお取次ぎはお断りさせていただいておりますので……ガチャ。

渋谷方面は、恵比寿方面よりも規模の大きいビルが多く、警備員さんや受付電話に阻まれて入ることすらできないことも多くあった。


しかし、何としてでも52枚、獲得しなければならない。


通り沿いのビルは大きすぎたので、なるべくそこから1本細い道に入ったり、マンションの一室のような小さめなオフィスを中心に制圧するように作戦を変更した。


慣れもあってか、前日よりは格段にペースが上がっている。

しかし、前日の遅れを取り戻すためには、一分一秒も無駄にはできない。


お昼時点で何とか30枚の名刺を獲得し、この日は昼食を食べる時間も惜しんで、そのまま渋谷駅方面に向かって制圧を続けた。


さわやか営業マン
昔、自分もやりましたよ。大変だと思うけど、ガンバってね!
受付のお姉さん
グループ会社にも声かけてあげるから、ちょっと待ってなさいー。

励ましのお言葉や、嬉しいお言葉もいただき、不安で仕方なかったはすの研修にちょっぴり楽しさも感じたりもして。


残り2時間にして、気づけば手元には45枚の獲得名刺。


目標達成のためには、あと2時間で7枚。

枚数だけ見れば、正直余裕だと思った。


しかし、自分の手持ちの名刺も残り7枚…。


2日間、訪問した時に対応こそしてくださるけれども、名刺交換はNGで、こちらの名刺だけを渡すことが何度もあった。


みんなの読んで良かった!