元ひきこもりの猫人間が芸人目指して慶應大学に入った話 其の3

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ちなみに当然どちらも受かる可能性はないのはわかりきっていた。






ただ、何もない自分にはもはや学歴ぐらいしかとれそうにないと思っていたし、全部ひっくるめこのめちゃくちゃな状況をやり直すにはいい大学に合格してチャラにするしかないというヤバい思考に陥っていた。























もちろん、当然だが大学に受かったところで全てチャラにはならない。そして、勉強しなければ一般入試で大学は受からない。また、当然だが大学で人の価値は決まらないし、何の評価基準にもならない。大学がどこかで評価されるとしたら、それは先入観や、勘違いである。ただ努力したことに対する結果として、学歴が手に入るならば、そこに意味はあるだろう。実際、人生は変わる。おそらく、人生を変えるもっとも単純で、やり方次第では簡単な方法の一つが大学受験だ。














僕は受かるはずも全くないのに、数打ちゃ当たる的思考で無勉のまま早慶を複数学部受け、親の金を言葉のごとくドブに捨てた。











そうして僕は無職になった。

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元ひきこもりの猫人間が芸人目指して慶應大学に入った話 無職編

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