"ローストビーフ油そば"からみる「表面心理」と「深層心理」
先日は餌のお預けを食らった犬のような心境になりました。
親友から油そば屋に誘われたのですが、用事があったので、やむを得ず断りました。
翌朝、行けなかった油そば屋の料理を見せてもらったのですが…
食べられなかったのが残念で堪りません。
それが「ローストビーフ油そば」です。
ローストビーフを見て肉が食べたくなった
ここからが本題です。
「ローストビーフ油そば」の写真を見て、「肉が食べたい」という欲求がドンドン強くなってきました。
なんといっても、ローストビーフの見栄えが食欲がそそります。
そこで晩御飯は、牛しゃぶの食べ放題に行って、昨日満たされなかった願望の穴埋めをしようと決意しました。
ところが、朝の時間帯から晩御飯までの時間は長いです。
しゃぶしゃぶ食べ放題の店にたどり着くためには、昼休みを経なければなりません。
その昼休みが到来するまで、時間の経つが遅く感じました。
反対に、お腹の空くまでの時間はとても早かったです。
昼休みに入る前から、空腹の状態で過ごすのは大変でした。
そうしたジレンマを抱きつつも、ようやく昼ご飯の時間が到来します。
行きつけの定食屋でとった意外な行動
ローストビーフ油そばの写真を見るまでは、昼食は行きつけの定食屋で「厚焼き玉子」を食べようと、心は固まっていました。
しかし、写真のローストビーフが頭から離れません。
むしろどんどん頭の中でイメージが膨れ上がり、肉のことばかり考えている状態でした。
それでも定食屋では「厚焼き玉子」にするつもりでした。
でも「生姜焼き」を見た瞬間に、ローストビーフと心の中で重なり合います。
そして無意識のうちに予定を変更して、肉の一種である「ハンバーグ」を注文していました。
おわりに
昼食でハンバーグを口にするまでの半日、ローストビーフに取りつかれていたことを、昼ご飯を食べ終えて定食屋から出るときに実感しました。
人間の三大欲望のひとつである「食欲」が、無意識の中で醸成され、定食屋で予定していた厚焼き玉子をハンバーグに変更したのは・・
「表面上で考えていることよりも、深層心理のほうが正直な気持ちであり、騙せないものである」と確信しました。
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