自分ってなんぞや。

夢と現実の境目。まだ夢の途中。

たった18の小娘。なにも世間など知らない。けれども、こんな小娘の過ごしてきた年月は決して薄っぺらいものではなかったのだと思う。

今年の四月から有名大学ではないものの四年制の私大へ入学した。有名大学、いや、県立の大学すらも目指せないほどの学力。そんな私には昔から変わらぬ夢があった。

『芸能人になる。私をみんなに示したい。』

小学生が思い描くほとんど叶わない夢。下手したらプリキュアや仮面ライダーの方が手に届くかもしれないほど遠い夢。だが、大学生になってもその夢は変わらず、むしろ強くなっているのではないかと思うほどである。

昔から目指してきた職業はこんな感じ。

歌手/モデル/芸人/子役/タレント/クイズ王(?)/ラジオDJ/女優/声優/ナレーター

訳の分からんものから何となくよく目指すものまで入っている。(1度だけ小企業の工場の工場長になりたくて高専に行こうとしていたが、点数が足りるはずもなく落ちたことがある。)

さて、今の夢はナレーターだ。大学1年生になっても未だ夢の中のふかふかベッドで寝ている状態。18。選挙権もある、車の免許も取れる、周りには就職した同級生もいる。そんな歳。


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