希望を捨てきれなかった私の物語2

前編: 希望を捨てきれなかった私の物語。
後編: 希望を捨てきれなかった私の物語3


何事にもやる気が起きないアパシー状態の私であったため、周りからクズだと思われていたことは間違いない。だがそんなクズでも譲れない思いが1つだけあった。「地元から抜け出したい。」微かな希望を抱き、霧がかった道をよちよち歩き始めたのである。

田舎の掟では、地元を抜け出す者は裏切り者。両親は私を地元企業に就職させる気満々だった。私はなんとしても、これを避けなければならない。しかし、不出来だった私には説得する材料も能力もない。どうしようもない。

クズが進化し引きこもりの誕生である。

高校三年の春休み、1ヶ月ほどひきこもって出てこない私を見兼ねて、卒業後、他県の予備校に通わせてくれた。18年続いた暗闇から抜け出したのである。(実家通いではあるが)私は確信していた。クズな自分を誰も知らない新環境なら自分を変えられると。予備校に通った1年間は勉強漬けだった。でも、これまでの人生でダントツ1番楽しかった。地元にはない高偏差値の大学に抜け出すという明確な希望を抱いていたから。希望があれば頑張れる。

1月、センター試験の結果は7科目で77%くらい。私にとっては上出来だった。

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希望を捨てきれなかった私の物語3

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