就活に悩んだので、とりあえず大学を退学してみたら人生変わった話

次話: セックスさせるから、その時計くれよ! インドネシアの孤児院で貧困生活を体験してみてわかった事。

はじめまして。


はじめまして。千葉県生まれの東北育ち(仙台と青森)。餃子とビールを愛する現在28歳。菊地です。

現在一人でオフィスを持たず、社員も雇わず、一人でビジネスをやっています。具体的には、本を出している著者さんや講師の方のセミナーや研修を一緒に作ったり、どうやってお客さんが集まるか?を考えて仕組みを作る仕事です。

これまで累計400回以上研修やセミナーの企画、集客、運営に関わってきました。大きいセミナーだとこの写真のような2000人規模。これは修行時代、初めて責任者を任せていただいて担当した大規模講演会です。アシスタントで登壇させていただき、足がガクガク震えました。

(本田健*望月俊孝講演会 in目黒パーシモンホール)

2018年は三重大学に呼んでいただいて、300名の学生向けに「やりたいことの見つけ方」という講演もさせていただきました。

盛り上がったので、2回呼んでいただけました。(嬉しい!!)


他には、「年に1回くらい大切な人たちが大集合して遊ぶイベントを企画したい!」と思って[だいフェス]という音楽フェスも企画しました。120人くらいの小さな音楽祭ですが、みなさんにお集まりいただきました。

思いっきり楽しかったです。

大変な事もたくさんありますが、現在は好きな事を仕事にできていると思っています。しかし、僕の学生時代はひどいもので、好きな事も将来やりたい仕事もありませんでした。授業はサボり、遊んでばかり。当時は就職せずに一生遊んで暮らしたい!って本気で思ってたくらいです。

そんな僕でも、「これが自分のやりたい事だ!」というワクワクする分野を見つけることができました。

このストーリーは、過去の僕と同じように

・自分の好きな事、やりたい事がわからない

・もっと人生を自分らしく楽しみたい!

という人のために、僕がどうやって人生の先輩たちの教えを参考にしながら、自分の道を切り開いてきたのかを解説しています。少しでもお役に立てれば幸いです。

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少し、昔の話をします。

-2011年の春-


「就職なんかしたくねー」これが当時の僕の口癖でした。いつか絶対にやって就職活動の時期がやってきてしまったのです。

「もうエントリー出した?」「あそこ給料いいらしいよ」友人同士で情報交換をしながら、とりあえず進路が決まれば一安心。僕はそんな雰囲気がすごく苦手でした。

僕が通っていたのは地方の私立大。入学した時は意気揚々と大学時代に好きなこと、やりたいことを見つけるんだ!と意気込んで入学したのですが、環境とは怖いもので、入学3ヶ月もすれば初心を忘れてバイトと飲み会の繰り返しの毎日。単位のために授業には出るけど、寝てばかり。別に誰にも怒られないから、その状況はどんどん悪くなっていきます。

社会に出たらどうせつまらない毎日なんだから、この無責任が許される期間をひたすら楽しもう」そう思って日々過ごしていました。

僕がそう思っていた理由は、周りにいる先輩や大人たちが口を揃えて同じことを言ってくるからです。

ぱいせん
「今のうちに遊んでおけよ」
「今が一番に自分に金を使える時期だぞ」

こんな言葉を聞いていたら、だれでも将来嫌になりますよね。そして、嫌だなーと思いながら本当に就活の時期が来てしまいました。

「そもそも、なんで働かなきゃいけないの?」そんな小学生のような質問に大学では誰も答えてくれませんでした。大学職員が教えてくれるのは、就職して働くのが当たり前。まずは業界研究をしましょう。エントリーシートを出しましょう。そんなアドバイスばかり。

当時の僕にはそれが、ベルトコンベアーに乗って流されている様な気持ちですごく嫌だったんです。

しかし、嫌な気持ちはあるものの、周りの流れに合わせて髪を黒く染め、ダークスーツを着こなして就職の合同説明会に参加してる自分がいるのも事実でした。

いろいろ感じる部分はあるけど、「まあいっか....」と結局周りに流されていたんです。そんな中、僕の人生を変える一つ目の出来事が起こります。

ある日参加した合同説明会。会場は2000人以上の大学生と、100を超える企業のブースが集まっていました。

社会人の先輩たちが一生懸命自分のブースに学生を呼び込もうとしています。

「自分も将来、こんなことやるのかな・・・」そう思いながら僕は、黒い大群の中をなんとなく歩いていました。

ちょうどその時、ある企業のブースが目に止まります。そこには20人くらい座れる椅子があったのですが、着席してるのは2人だけ。会社をみると、ネジや金属系の商社で人気のなさそうな会社でした。

「ちょっと疲れたし、そこに座って休もうかな・・・」そんな理由で座ったその席での出来事が、自分の運命を動き出すキッカケになったのです。

座って3分後、約30分間の企業PRタイムが始まるのですが、僕はそこで衝撃的な言葉を受けました。その言葉を話した男性は、担当の中年男性。少し大きめの黒いスーツに、グレーのネクタイ。顔つきは暗く、目には覇気がありません。

こんなイメージ。笑

「うわー・・・典型的な疲れたサラリーマン」と思いました。彼は僕の前に立つと誰に話しているかわからない口調でこう言ったのです。 

「みなさん今日はお疲れ様です。就活、初めてでいろいろ不安もあるかと思いますが、今日は個人的なアドバイスを先に伝えます。これは皆さんより少し長い間生きてる私からのアドバイスです。

最初にいいますが就活なんて、そんなに心配しなくても大丈夫です。正直就活なんて流れに乗ればどこかしら決まりますから安心してくだい。自分のやりたい事を実現させようと思っているかもしれませんが、好きな事で食べていけるのは一握りです。

給料とは我慢の対価ですので、しっかり休みと給料がもらえて、内定をくれた所に行けばいいと思います。希望を捨てろとは言いませんが、持てとも言えません。それが社会ってもんです。以上。

では早速うちの企業の説明を始めます」


「んんん・・・・???え・・・・・??」


僕はその言葉を聞いて衝撃を受けました。「大人になって働くってそうなの?」と。結構絶望しました。行動する気がさらに、起きなくなってしまったんです。(会った大人の質が本当に悪かったですね(⌒-⌒; )


「本当に何がやりたいんだろう?」と自問自答する日々が続くようになりました。でも、その答えを教えてくれる人もいないし、わからないのです。本気で考えていたら、就活をしている同級生とも一緒にいるのが辛くなっていきました。

「自分って何がやりたいんだろう....」そう思う日々。次第に、「ちゃんと考えて生きてこなかった自分が悪い」と自分を責める様になり、人と会うと涙が出るようになりました。


どう見えてるかわかりませんが、こう見えて結構真面目なので、いっぱいいっぱいになってしまったんだと思います。


他にも落ち込む事も連鎖して、本当にひどい時は夜中に何かに追われてる気がして目覚めて、国道バイパスを「ごめんなさい!ごめんなさい!」と連呼しながら泣きながら走ったこともあります。笑(かなりやばいですねw)


そんな悶々としていたある日、僕の人生を変える2つ目の出来事が起こるのです。

大学の廊下を歩いているとセミナーの張り紙を見つけました。なぜ、就活生も社会人も本当にやりたいことが分からないのか?その理由教えます。という題名で、上場会社を作った社長の話でした。 

「やりたいことが無い」

「好きなことも無い」

「将来が見えない」

そんなあなたは是非!というポスター。「自分のためにあるセミナーだ!」と思い、参加を即決。しかし、セミナーの当日は30名入る教室なのに参加者は5名ほどで不安になったのを覚えてます。


そこで登壇した講師は、男性だったのですが、金髪で少しメイクをしていました。ヘビメタ系のロック歌手のような格好でした。


人は見た目が9割とありますが、その格好を見て僕は「え?この人が講師?創業者?うそだろ?完全に来るとこ間違えた。もう黙って聞いて早く帰ろう」と思いました。来るんじゃなかった・・・と下を向いて目をつぶろうとしたその瞬間、講師が大きな声で話始めたのです。


きんぱつ
今日ここに座っている人は・・・


将来に悩んでる人だと思う。
やりたいこと。見つから無いよね?
好きなこと。ないでしょ?

就職。したくないよね?


きんぱつ
今日はなぜ君達が将来に悩むのか
世の中の9割の大人も仕事を辞めたいと思うのか、毎日つまらないのか?

自分の人生何か違う。と違和感を感じながらも行動できないのか?


小学生でもわかるようにわかりやすく話すから聞いてほしい。
君達は何かを変えたくてここに着席してるんだろ?

その時間、絶対に無駄にはしないから。


僕:この時の僕の率直な感想は「お前みたいな金髪野郎に何が話せるんだよ。会社を作ったか知らんがそんなことは俺には関係ないぞこら。」でした。でもそこから、僕の金髪に対するイメージは一変します。


きんぱつ
今の大半の日本人が、
私って本当にこれでいいのかな?

と自分の仕事や生き方に疑問を感じながらもそれに向き合おうとしないで生きていす。

君たちのように就活をして、社会に出た良い大人の大半がそうです。




僕:「うんうん。」




きんぱつ
自分の心の声に耳を傾けず
目の前の事に必死になり、忙しい事を言い訳に誰かのために生きてしまう。

気がつけば結婚して家族を持ち、大きく舵をきる事ができません。

君たちの親も、学校の先生も8割そんなもんです。学校の先生なんて、会社で働いた事ないのに会社で働く人を育ててますからね。

僕からしたら、良く偉そうに子供に説教できんなと思いますわ。給料が担保された安心安全で、小さい世界に行きてるくせに「そんなんじゃ大人になって苦労する」とかいいますよ。

まず、そんな大人のいう事は鵜呑みにしないほうがいい。もちろん素晴らしい先生もいるけどね。


僕:ついこの前、大学のゼミの先生に「お前は会社入って絶対苦労する」と言われたばかりだった僕にはその言葉が刺さりました。この金髪の言ってる事、面白いかも・・・


きんぱつ
多くの人が自分の頭から火が出るほど、本気で自分の人生について考えて行動しません。

誰かがなんとかしてくれると根本的に思ってます。自分から責任の範囲を広げようとしません。

頭で考えず、そのまま親となり、子供に期待して自分の価値観や考えを押し付けます。

自分の事は棚にあげてね。笑


お金がない・自信がない・時間がない。

何かしら理由をつけて逃げます。

やりたいことや、夢、目標について

本気で考えて行動してる人は

ほとんどいません。



きんぱつ
よく考えてみてください
リスクとって自分から新しい何か作り出して、
社会を変えていくとか、豊かになっていくという

生き方を選択しなくても、ある程度豊かに生きてこられる社会が最近の日本じゃないですか?


きんぱつ
ということはね、本気で生きなくても死なないんですよ。


未来へのヒントは日本の社会構造の中に隠れています。ちょっと考えて欲しいのですが、戦争に負け、日本人は貧しかったのは知ってますね?

「豊かになりたい!」「これが欲しい!」「家族を食わせたい!」


前の世代は仕事をしたのです。今にはない、勢いがありました。物質的に豊かではないが、今のような腐った大人は少なかった。笑


もともと日本人は堅実で誇り高い民族です。
戦争では負けた。でも今度は経済で絶対世界を見返してやる!と他の国以上にみんなが夢を見て
みんなが自分の人生を切り開いた時期がありました。


そして焼け野原から、世界第二の経済大国にまで登り詰めた。商品サービスのクオリティは世界1位です。

でも今はどうでしょう?どう思いますか?



僕:「そんな勢いは全然感じないな・・・みんな日々なんとなく生きているみたい。」



きんぱつ
そうですね。

今の働き盛りの99%以上の日本人が
腹が減って死にそうになったことがありません。

もちろん、悪い事ではないです。いい事ですよ。
ただ僕が言いたいのは、もはや本気で生きるレベルが昔と違うってことです。

ここ最近の社会は親や学校が出す宿題や課題を何も考えずにこなしていけば就職ができ、だいたい結婚できる。

 
どんなに貧乏でも国から手当てが出て、子供を養うことができる。さらに気がつけば携帯があり、ネットに繋がり、なんでも情報を得ることができる。

100円でハンバーガーが食べれるし
250円で牛丼が食べられる。
120%本気じゃなくても、生きていけるんです。


餓死した人のニュースなんて、滅多にないでしょ?



きんぱつ
今の社会はね
先人たちが戦後、一生懸命に沸かしてくれた
お風呂のぬるま湯に浸かっているだけなんです。

僕らの世代や君らの世代なんて
新興国の外国人から見たら、親が敷いた暖かい布団でのんびり過ごすただのデブで可愛くないくそガキです。

稼ぐ力がないのに、親の金で遊んでるようなもんです。


だからね、僕が今回君たちに言いたいのは
やりたいことがないと言うのは、君たちだけの問題ではなく、やりたいことがなくても、生きていけるこの社会が問題ってことなんですよ。


なんとなくでも生きていけるんです。


それだったら、人間楽な方に流れるでしょ?別に死なないから、このままでもいいやーって思うでしょ?

もしかすると、この中にいる人も、自分には何も取り柄がないとか夢ややりたい事がないのは、自分のせいだと自分を責めてる人もいるかもしれません。


だから僕はこれを伝えるために
今日ここに来ました。
あえて声を大にして言いましょう。


悪いのは豊かすぎるこの社会のせいです。
君たちのせいではありません。


そこを理解してから、自分の道を作っていきましょうよ?今の時期に何が違う・・・と気がついて生きていくのは本当に大切な事なんです。


ここにいるって事はね、この話を聞くって事はね、君たちは普通に就活している友達以上に、日本や未来を作っていく可能性のある人間ってことなんです。


僕はその言葉を聞いた瞬間なぜか両目からつーっと涙がこぼれ落ちた。今まで将来が見えないのは、なんとなく生きてきた自分のせいだと思っていたし、周りと自分をすごく比べていたから。金髪社長のおかげで心が楽になりました。


きんぱつ
だから逆にそこに気がつき、自分の価値観を変えれば君達はなんでもできるのです。


だからこそやりたいことやって生きましょう。
誰かになる必要はない。
自分だけの人生を歩んでください。


見つからないなら、焦らず探しなさい。

今の日本は自分を探す時間が許された
世界でも数少ない国です。
納得するまで自分を探しなさい。
決して周りに流されてはいけない。


ただ逃げるのと、向き合うのは違います。
そこだけは間違えないようにね。


僕は何かが頭の中で弾けたような感覚を覚えました。今まで自分探しをして悶々としていた気持ちに光が差し込んだような感覚です。


きんぱつ
あとね、のんびりできるものもう10年です。

日本はこのままのんびりしているうちに
海外の夢に溢れたハングリー精神たっぷりの
優秀な人材に、仕事も何もかも奪われますよ。


ロボットにも仕事を奪われ、社会に価値提供できない無能な人間が増えていく。


東南アジアや先進諸国の彼らは本当に生きることに必死だし、豊かになることに手段を選ばない。


ぬるま湯に浸かった日本は2020年以降さらに衰退していきます。


自分の人生にスイッチを入れなさい。
これからは、自分の情熱を形にできるやつが勝つ。言われたことしかできないやつは、いらないよ。

たくさん疑問を持ちなさい。
社会に対して、大人に対して。
常識は自分で作りなさい。


そのために、まずは思考や価値観を変えなさい。
君たちの子供の世代はもうなんとなく生きれる社会じゃない。


価値観を変え、自分で道を切り開きなさい。


僕はここが自分の人生を変えるチャンスだと思って質問をしました。

僕:「価値観を変えるにはどうしたらいいですか?」

きんぱつ
そうだね。それはいい質問だね。

そうだな。
出会ったことのない価値観に触れるといいかもね。直接目で見て、体で感じたほうがいい。

僕が今行った事を、体験レベルで理解できるといいかな。あとは情熱を持って取り組める事を決める事。

「危機感と情熱」
これからの時代は、それしか本当に豊かになる道はないね。

では、今日はこれくらいにしよう!
5人のうち1人でも、この話で人生が変わったと言ってもらえたら嬉しいな。

ではね。


金髪社長はそのまま会場を後にしていきました。僕の中ではあっという間の1時間半で、自分の思考が追いつかなかったのですが

「価値観を変えろ。危機感と情熱を持て」

というメッセージは確かに受け取りました。

自分の人生がこれから大きく変わる予感がしました。そして、早速僕は海外航空券のチケットを購入して豊かじゃない世界を見ようと、東南アジアを回ってみる事にしたのです。

大学は休学しました。正確には休学すると半年分の学費がかかると言われたので退学しました。(再入学制度というものがあり、そっちのほうが安かったので・・・)

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セックスさせるから、その時計くれよ!
インドネシアの孤児院で貧困生活を体験してみてわかった事。


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セックスさせるから、その時計くれよ! インドネシアの孤児院で貧困生活を体験してみてわかった事。

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