6話 いよいよアイスランド1
飛行機発進!
眠いから寝る~
・・・
はっ!
起きるとCAさんが何かを前の客と話している!!!
全然わからん!!
「メニューは見たか?」
と聞かれる。
まだ見ていないと言うと、シートにあるメニューを差し出される。
これは・・・一体・・・
ここから機内食を選べということなのか?
でも値段が書いてあるぞ。
これは買えるということなのか?
ただの買い物ができるって話・・・だよね?
・・・しまった~!!
ビジネスなんていつも乗っていないものにのるから勝手が全然わからん!!
俺は何を求められているんだ~!!!
何故か今回の旅は一筋縄ではいかないらしい。
隣のお姉さんの席にはメニューがないとのことで2人で一緒に仲良くメニューを見る。
「夕ご飯は食べた?」と聞かれたので食べてないと答える。
え?やっぱりこれは機内食なの?そんなサービスあるの?
もらえるの?んなばかな!!!
結局はわからずじまいで(汗)
やっぱり買い物ができますよって案内だったのだと思います。
機内食は機内食で持ってきたから食べた。チキン。
隣のお姉さんがチキンを頼んでいたから。
他に何があるかわからなかった(汗)
隣のお姉さんがCAと盛り上がっていた。
多分、チキンの他に何かいるのかCAに聞かれて、
「チョコレート頼んじゃおっかな~ある?」
「あるわよ~!」
「やったー!」
みたいな会話だったと思う。
アイスランド人はどうやら陽気で気さくらしい。
CAを見ているとそんな感じ。
英語が話せないのが悔やまれる。
隣のお姉さんが話しかけてきた。
アイスランドは何回来たことがあるの?
とかそんな感じ。
初めてだよと伝えた。
ふ~んって感じだった。会話は弾まない。
あんまり英語話せないんだよ~と伝えると出身国を聞かれた。
日本と伝えると、私の甥が日本に6週間いたよって言われた。
それはいいねって言ったらでも私は日本語話せないけどね~って言われた。
気にしないでいいよと笑いながら話した。
俺も英語話せないし!と心の中で思った(汗)
英語話せたらこの人ともっと仲良くなれたと思う。
この人は人との会話を楽しんで旅行する人なのかもって感じた。
ごめんね、話してあげられなくて。
サンジョーの英語力は・・・なんとも言えない(汗)
一応英語を使う仕事だけれど、仕事で使う英語はかなり限定されているから英語が話せなくてもなんとかなる。限定された英語だけれど、動詞や主語を変えて応用できる部分もあるから多少英語で会話はできる。しかし、いわゆる日常会話レベルまでも話せないレベルではある。なんとも言えないレベルだ。
それでも、全く英語が話せない人に比べるとだいぶ話せるし、聞き取れるらしい。
日本にいれば英語が少し話せるだけでも価値があったと感じた。
ここに来ると英語が話せるのが当たり前という場所だからほとんど価値がないと感じる。
自分の英語力がどれだけ使えてどれだけ使えないか。できる部分とできない部分がわかった。これは一つ学びになったな~と思う。
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