ウルトラマンレオの人間臭さが尋常じゃなかった!

ぼくは幼少からちょっと変わったヒーローが好きだった。

ウルトラマンレオもその中の1つ。


なぜ、ぼくはウルトラマンの中でレオに惹かれていたんだろう?と考えた時に浮かんだのが、

あの真っ赤なボディと頭の形がカッコイイ!

身体能力は高いのに戦い方がヘタ!

スパルタな師セブンがいる!

双子の弟アストラと戦う!

よく笑って泣くしすぐ怒る!


毎回、敵を倒すために新しい技を特訓するという場面が好きで、
技が完成しレオに変身して戦う姿に幼少のま~くんはワクワクしていた。

  

そして、レオは他のウルトラマンと違って生まれつきのエリート戦士じゃない!

『レオはM78星雲のウルトラ警備隊の戦士ではなく獅子座L77星の出身で、
故郷の星をマグマ星人に壊滅させられ第二の故郷の地球で平和に暮らしていた。』

故郷の星を壊されて故郷に似ている地球に逃げて来た悲劇のヒーローなのだ。


 


 


そして、ウルトラマンなのになぜかいつも怒られる(笑

セブンがレオに対してめっちゃ怒って言うセリフにはいつもビクッとしてた。

例えば、レオはすぐに変身して戦おうとするが敗れてしまう。

そこで、セブンは
「お前はすぐにレオに変身することに頼りすぎている! 変身前にすることがあるだろう。
それは技を完成させることだ!」

というようにとにかくすぐに変身したがるレオがいつも怒られてる(笑

地球を守るウルトラマンなのに・・・ 


 


レオは今までのウルトラマンと違って地球を守るために来たんじゃなくて
第二の故郷の地球と大好きな仲間を失いたくなくて頑張って戦っている。

『タロウの代わりに新たに任務に就いたセブンが
怪獣との戦いでピンチに陥ったところをレオが救った。
しかし、その戦いの怪我が原因でセブンに変身出来なくなってしまう。

そこでセブンが
「第二の故郷の地球は自分の手で守るのだ!」と
レオを宇宙パトロール隊に入隊させることに。』

ただ、レオは正規のウルトラ警備隊の戦士ではないから戦士として未熟だったためセブンからの

特訓を受けながら強くなっていく。

本当にやる気と情熱はめっちゃあるのに気持ちが急ぎすぎて

いつも先走ってセブンに怒られてしまう憎めないヒーローなんだ。


 


初めから強くてカッコイイヒーローよりも、
レオのように成長しながら強くなっていく姿に
自分を重ねて見ていたのかもしれない。


そして、アストラという双子の弟と共に戦う姿とセブンという師に
孤高の戦士というよりも仲間やチームとして協力し合うことに共感出来てたんだなと。



最後にセブンがレオにいつも口を酸っぱくして怒っていたのは、

『結果を出すには基礎を固めなければいけない!』 

ということを教えてくれてたんだなと思う。


 


レオが自分が負けたら地球と大好きな仲間を救える者が居なくなってしまうことを
肝に銘じて辛い特訓を通じて次第に一人前の戦士として成長して行くストーリーと
ウルトラマンなのに人間みたいに感情豊かなレオが大好きでした。

著者の齋藤 昌宏さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。