なんで、こうなってんの?

 私がブログを書き始めたのは、2012年8月のこと。アメリカから帰国して、10年目のこと。英検1級に合格して、名古屋の大規模予備校、塾、専門学校に勤務し、日本の英語教育の実態を知ったころ。
「なんで、こうなってんの?」
 と疑問だらけだった。アメリカで身につけた英語、アメリカで否定された受験英語がまかりとおる英語教育の現場。まかりとおるのではなくて、受験英語以外は認めない“権威者”のいる受験業界。
 まるで、「白い巨塔」と同じ構図ではないか。
 Youtube に投稿を始めたのは、2011年の3月。動画投稿の方がブログより早いんだ。忘れていた。その、ちょっと前にホームページを作っているはずだから、もう17年も前の話なんだ。速いなぁ、時の流れは。
 
 あの頃は、塾生のほとんどが中学生。今は、塾生のほとんどが高校生。激変だよ。その激変の一番の理由は、バブルの崩壊。それまで、だれもかれも塾に通っていたのだけれど、家計が苦しくなって塾どころではなくなった。
 そこに、少子化が追い討ちをかけたんだね。その頃、私も名古屋の非常勤講師の仕事がなくなって、昼間の仕事を探していたんだよ。ちょうど、近所に大規模塾が進出してきて、方向転換を迫られていた。
 とりあえず、生徒の声に耳を傾けたら
「(中学)卒業後も教えてほしい」
 という声。それで、高校生に英語を教えていたら
「数学を教えてくれる人がいない」
 という声。
 それで、高校数学を勉強するハメに陥った。私が京大を初めて受けたのは平成18年(2006年)だから、動画投稿の5年前。高校数学の指導を依頼されたのは、もっと前だから、もう15年以上前のことらしい。あまり覚えていないんだね。
 
 バブルが弾けたのが、1995年前後ととらえるのが一般的なので、ちょうど時期が一致するでしょう。20年くらいかけて、高校数学を復習して、京大を7回受けて、ネットで通信生を募集して。そして、生徒がほとんど高校生と通信生に変わった。
 激動の15年間だったよ。別に計画してやったわけじゃない。無我夢中でやっていたら、自然に今の形になっただけ。ちょうど、同じ時期にネットが急速に普及し、高校生がスマホを持つようになった。
 だから、まずホームページ、次に動画、そしてブログと広がり、ファイルで質問を受け付けていたら、通信生に発展しただけ。まさか、40万回再生とか、ブログが「受験生」ランキングで1位になるなんて、想像もできなかった。
 Yahoo や Google でググったら、1ページ目の半数を独占できるなんて、夢のまた夢だったんです。

 ちょっと、脱線しましたが、アメリカで身につけた英語と受験現場の英語の違いを訴える場がほしかった。それが、動画やブログだったんです。すると、大勢のファンというか支持者がいてくれたんです。
 そのお陰で、通信生が増えた。
 もちろん、反発される方も、アンチの方もみえるでしょうが、私はそういうの気にならないので自分のやりたいようにやってきました。変人と呼ばれるのは、褒め言葉だと思うんですよ。

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