口下手童貞少年、ナンバーワンホストになる ⑰ ボケる!2 編

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気付けば、もう12月になっていた。




店が暇で、6時頃に営業が終わった時は


店の外はまだ暗かった。

まだ外が暗い間に営業が終わる日が私は好きだった。


暗い方が本当はダサイという現実を隠してくれるような、

非現実的な気がしていたからかもしれない。




12月になった頃には私はナンバーから外れており、

少しの売上はあるが、

ナンバー圏外のダメホストであった。


だが逆にプレッシャーがないポジションの方が落ち着いた。

それが本当の自分の正当な順位に感じていたからであろう。



私は、N美と付き合う様になってからは、

週に3~4日は仕事が終わるとN美の家に行くようになっていた。



N美は一人暮らしをしており、

N美の家はBからタクシーで10分程度の距離だった。

N美の家は5階建のマンションで、

外観はやはり高級な雰囲気を醸し出していた。



部屋は17畳程度の1ルームで、

中は以外と汚かった。


ブランド物のカバンが数種類も無造作に転がっているような状態だった。


キッチンは料理をしている痕跡はなく、

本人も料理はしないと公言していた。


みんなの読んで良かった!