昨日の敵は今日の友?
あるところにネット仲間のAさんとBさんがおったそうな。
この二人そこそこウマが合う様子である。
しかし以前は反目し合っていたというか、お互いにかなり毛嫌いしていたようだ。
そして奇遇なことにAさんもBさんも、Cさんという共通のネット仲間に向かって互いの文句を聞いてもらっていたらしい。
あれだけ反りが合わないと思われた二人がいつの間にか仲良くなったのは、Cさんがよく話を聞いてあげてアドバイスしたこともあるがどうやらそれだけではないご様子。
唐突にDさんというAさんとBさんにとって共通の敵になる存在が現れたようなのだ。
昨日の敵は今日の友?
敵の敵は味方?
色んな手を尽くしてDさんは結局葬り去られたようだが…
ブロック一つで大騒ぎになったり、誰かを吊るし上げないと気が済まなくなったり、窮状を訴えてかまってちゃんになったり、普段なら口にしないような下衆な表現で喚き散らしたり。
まぁ色々とあるのがSNSの世界なのだろう。
ネットの世界は確かに広大だけれど、SNSに限定してしまうと思った以上に狭い狭いコミュニティなのかもしれない。
下手をすれば学校におけるクラスよりも陰湿な場所になりかねない。
本来知らなくていいはずの相手の本音が、
本来言わなくてよいはずの自分の本音が、
知らず知らずのうちに周囲にだだ漏れになっていることもある。
これだけは忘れないでおこう。
【余話】
SNSを荒らす要注意人物を見つけて周囲に警鐘を鳴らすのことと、気にいらない人を個人攻撃するのは本来似て非なる行為のはずなのに蓋を開けてみれば紙一重ということがある。
更には表現力が不足することでミイラ取りがミイラになることもあるらしい…
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