2度めの命の窓~第二子の話~

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 また35歳を過ぎてしまい、高齢出産、ダウン症のリスクも少なくない。





また、前回が帝王切開(緊急)なので、今回は予定帝王切開。Vバック(経腟分娩)は、帝王切開の傷で、まったく可能性なし。


 それでも


産むか、ということだった。



 

妊娠するのかってことだった。




なのに運がないのかやっと移った市立病院に通っても

リスクはつきまとう。



 

 


私は

覚悟を決めた。



私にできることなんてたかが知れている。


今回の妊娠で強く感じたのは「つわり支援」などがあったらいいなと思った。


 つわりが酷い妊婦には、上の子の送迎のサポートが受けられたり、子どもの預け先があったり、必ずしも実家、義実家に預けられる時代じゃない。


 点滴も、つわりが酷いと通院が大変で、3歩あるいて吐いてしまうような人には「訪問点滴」などがあると助かる。在宅医療みたいな感じで。


またつわりが酷く、第二子を望まない人も出てくるだろうけどそれでいいと思う。酷いつわりを経験して、「二人目は?」と言われるのがつらい時期があった。子どもには兄弟が必要だとかいう人もいるのは知ってるけど、不妊治療して欲しくても出来ない人もいるのだし、安易に「二人目は?」と聞くのは無神経になることがあると知った。産むのは本人。選ぶのも本人。第三者が決めることではない。


少子化が進む日本。


それは

子どもや妊婦に全く優しくない日本の社会がもたらしていると感じる。


 

「ネウボラ」というフィンランドの制度やつわりなどの支援、保育園、幼稚園、学童などをマンションや一戸建てを増やすときは同時進行で増やすことが必要だと考える。

 また、子どもを育てられない幼稚な大人の人間でもポンポンと犬猫のように子どもを産んで虐待する結末を迎える母親、父親も社会で取り締まったらいいと思う。


 

子を虐待死させた親は、二度と子供を産めない、育てさせないくらいの徹底が必要だと思う。


 

妊娠6か月。

折り返し地点だけど、

無事に産み終えて、またStorys.jpに続きが書けますように。








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