ありのままで。なぜワタシはアンコールワットでアナ雪を歌うのか

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それ以上に

「ぢゃがいも」という

自分が一番輝ける領域を自ら創りたかったんだと思うんです。



「じゃがいも」ではなく、

「ぢゃがいも」という唯一無二の存在でありたかった。




カンボジアに来る前。
ワタシが自分が一番輝ける領域と思っていたのは

イベント(オフ会)です。



自分で数々のイベントを企画し、​

当時流行っていたMixi(ミクシー)で告知しまくりました。



毎週新宿の魚民(西口の8階か9階にある)で飲んだり、
代々木公園で花見をしたり、
多摩川の河川敷でBBQをしたり。



※代々木公園での花見。40人ほど集まりました。



ワタシは大勢で飲むことがまず好きなんですが、

「コレやろう!」と思いつき、自分主導で創り出したことに対して

他の人たちに賛同してもらえて、さらに楽しんでもらえる。


「はじめまして」の人たちが出会って、楽しい時間を共有して、

人の輪が広がって、
喜んでもらえて、

さらに感謝もしてもらえる。


これがたまらなく好きでした。



もちろんワタシも楽しいし、参加してくれたメンバーも楽しい。



段取りを組んだり、買い出しに行ったり、片づけしたり、
色々と労力はかかったものの、大変だと思ったことはありませんでした。


なぜなら、
その場はワタシが創りだした「自分が一番輝ける領域」だったから。


「自分が一番輝ける領域」を自ら創ることと、
とにかく面白そうなことをやること。

この2つを軽いノリでやること。

思い返せば、
以前からこれがワタシの行動指針だったのかもしれません。



小さな街でキラリと光るぢゃがいもに。アンコールワットの街シェムリアップで開業

※画像は初めて両親がカンボジアに来てくれたときのモノ(2014年撮影)


2013年1月にカンボジアに移住しました。

「自分が一番輝ける領域」を自ら創ること


そのフィールドとして、たまたま縁あって選ばれたのが「カンボジア」だったのです。



当時東京で働いていたマッサージ店が海外出店を検討しており、
ワタシもインドネシアのジョグジャカルタとカンボジアのシェムリアップをそれぞれ視察しました。


この2都市が出店候補地として選ばれたのは、
当時、社外顧問をお願いしていた先輩がそれぞれの地にコネクションを持っており、
進出した際に色々アドバイスをしていただけるのでは?と思ったからです。


ジョグジャカルタに行ったのが、
初めてのインドネシアでした。


ジャカルタの空港で国内線に乗り継ぎ、古都ジョグジャカルタへ。


ジョグジャカルタには「ボロブドゥール」や「プランバラン」といった世界遺産があり、
イメージ的には「京都」みたいな街?といった雰囲気でしたねー。

※ジョグジャカルタで3輪タクシー「ペチャ」の値段交渉中


市内には大きなショッピングモールがたくさんあって、
最上階にはレストランや癒しブースがあり、
そこに日系マッサージ店が入っていました。


セラピストさんを含め、店内はすべてインドネシア人でまわしているようでしたが、
マッサージを含め、サービスのクオリティがとても高く、
「ここが競合になるのかぁ。。。」と感じたことを今でも鮮明に覚えています。


ジョグジャカルタの後、首都ジャカルタも視察したのですが、
あまりに都会で「わーお!」と思ったイメージしかなかったですね。
具体的な進出プランが思い浮かびませんでした。


インドネシアの視察の数ヶ月後に、
カンボジアのシェムリアップにきました。


シェムリアップは小さな街で、
世界的にメジャーな世界遺産「アンコールワット」を有する観光地。
毎年200万人ほどの観光客が訪れます。


ホテルやレストランがたっくさんあって、
マッサージ店もたっくさんあります。
ただ、2012年当時、日本人経営のマッサージ店はいくつかあったものの、
日本人が実際にマッサージするお店は1件しかなかったのです。


「アンコールワット」を観るために毎年多くの人が訪れる。
その上、街が小さいから
繁華街から多少離れても集客しやすいのではないか?


そう思い、カンボジアに移住し、シェムリアップに出店することを決めました。

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