僕がセブ島で勉強をして恋をして、日本で騙されて、ジャカルタで働いて、夢をかなえた話

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これは私の尊敬する友人が、夢を追いかけた話だ。


(以下、本編)



海外で働きたい



僕にとって英語を勉強する理由は、この一言で十分だった。



実は、自分でも覚えていなかったのだが、小学校の卒業文集にも「将来、海外で働く」と書いていたのだ。どうやらその頃から、海外への強い憧れがあったようだ。



大学時代には「先進国と発展途上国の経済格差をどう是正していくか」といったようなテーマを勉強していた。その過程で、タイの東北地方の農村部へ調査ツアーに出かけたり、インドのカーストにも入れない部族「アデワシー」を訪れたりもした。



その後も、自分ひとりでタイやインドに足を運んだ。

次第に東南アジアのどこかで暮らしたいと思うようになったのは至極自然なことだ。



当時の日本には閉塞感を感じていた。

満員電車の中で下を向いて、新聞読んで、携帯いじって...こうした空気感の中で将来働きたくないなと強く思った。

一方で、大学時代は特に英語の勉強もせず、TOEICの点数も400点以下という体たらくだった。



このままでは、『思い』だけあっても実現しないなと思った。



そこで、大学卒業後は塾の講師になって、中学生に英語を教える道を選んだ。

こうして、将来の海外留学用の資金をコツコツ貯めながら、仕事を活用しつつ基礎的な英語力を固めていった。



2年後にようやく資金が貯まった。



すぐに塾の講師を辞めた。

迷いは無かった。

そして、留学先の検討に入った。



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