武士道と騎士道の違いを理解すれば自殺件数は減らせるかもしれない

武士道と騎士道の違いを理解すれば自殺件数は減らせるかもしれない


*愛国心が自殺防止のために必要?


現在衆院選の告示があり各党選挙戦に臨んでいます。しかしどの党の公約もその場限りで長期的な展望が見られません。これで真面目な政治が出来るのか?と不思議に思います。


しかし日本人の愛国心とはどこへ行ってしまったのか?最近良く思うのですが愛国心と表面的な衝動を感じるのは日本のサッカーが国際試合で勝ったときくらいじゃないかと思うのです。政治合戦見ていてもとても愛国心を覚えるような衝動を感じません。これは「真面目に(政治)を取り組んでいない」からではないか?政治家の選挙も夏の高校野球のようなトーナメント制にすればサドンデスがありますから相当真面目になるでしょう。そこまで気骨のある政治家はそういないと思いますよ。


他の国を見てみましょう。アメリカ、英国、フランス皆愛国心の塊です。中国も体制こそ社会主義ですが愛国心はある。日本には正直な話残念ながら何も感じません。

愛国心がないから急いで死に走る、なんてどんな根拠があるのか?厳密な説明が出来ませんが、国のためを思うなら安易な人に迷惑をかける自殺を選ばないはずでしょう。

第二次戦前にこんなに自殺者がいましたか?年間3万~4万人の自殺者がいるということは一昔前の戦争の死者数に相当するといわれています。

これはすごい数です。日本津々浦々でこのような「無駄死」が行われているということは何に原因があるのか?と思うとやはり「愛国心の欠如」ではないかと思います。

自分の実際の生活と愛国心との関連性が結びつかないから、「自分はもう必要ない」といい電車に飛び込むのです。昔の日本には「国の為、家族の為」という観念があったから自殺には結びつきませんでした。死ぬなら一花咲かせてやろう、という考えがありました。しかし軍部が強制した「玉砕」とは別の考えです。

愛国心を鼓吹というとすぐ右翼、左翼の思想だと反論しそうですが、そんな事はありません。海外旅行に行った方はわかりますが、海外にいればいるほど自分が「日本人」であることを意識します。日本語を話すとき、日本食を食べる時、ああ、日本人だなあと感じます。それが愛国心です。

それすら欠如してしまうと、自分の人生と社会とのつながりが薄れていき、いったい何のために生きているのか?わからず死に走る人が後を絶ちません。社会と自分の意識とのつながりが明白になれば、生きている実感が湧いてきます。しかし今の日本の社会は薄暗く、出口が見えない構造になっています。

スマホやPC,ネット環境が充実しているのに、こうした精神部分が未成長のため心身アンバランスな人が増え変な事件が後を絶ちません。

国のリーダーたる政治家の不祥事を見ているととても愛国心が湧きませんよね。

だから自殺が減らないのです。


*武士道と騎士道の違い


ある本で読みました。武士道とは君主への忠誠心、死を覚悟するまでの思いであり、騎士道とは君主との契約関係であると。

武士は腹きり切腹の思想があるのが武士道なのだと。騎士道は複数の君主と契約を結んでもいいということです。戦時中玉砕や特攻があったのは日本の武士道を歪曲して解釈した結果だという学者もいます。日本でブラック企業がはびこったのも、カリスマ社長=君主がこうした自己犠牲のイデオロギーを別解釈して利用したからなのだという人もいます。

会社に勤めていると就業規則に「アルバイト禁止」とある会社があります。就業時間が謳われているのにその余暇の時間にアルバイトしちゃなぜ駄目なの?という人がいますがやはり武士道の考えが織り込まれています。しかしもうそういう時代ではありませんね?

電通自殺事件から残業の抑制が行われています。社員の賃金が上げられないのでアルバイトを余暇にしても良いという会社も増えています。つまり社員を君主への忠誠心で抑制してはいけないという世の中になりつつあります。実際忠誠心の捉え方が時代とともに変化しています。しかしながら旧体制(人事制度、褒章、研修制度)などが何も旧態依然で変化しない為、いびつな雇用関係が置き去りにされています。

2000年代に労働者派遣法は改正され、派遣のグレーゾーンが殆ど撤廃され原則どの業種も自由になりました。派遣というのは実質騎士道の「契約」の社会です。人材派遣がどんどん拡張した為、日本人古来の「武士道」精神が出せず、賃金も安くこき使われる奴隷制度が広がった為後の秋葉原殺傷事件や派遣村などの問題がクローズアップされました。


私は日本語教師をしていますが、外国人に日本の精神を教える点では「言霊」という点しか教えません。武士道騎士道の違いを聞かれたら上記のように答えます。ではなぜ日本は戦争したのか、原爆後あのような飛躍的復活を遂げたのかと聞かれたら武士道の話しをします。しかしここで付け加えたいのは「精神的に研ぎ澄まされた状態の方が日本人はすばらしい活躍をする」というのです。

日本人に西洋の契約主義は合いません。元々武士道や儒教(中国韓国も同様)でDNAが出来ていますから、神の下での合理性は理解できないのです。2000年代に派遣や海外から企業の会計システムが導入され、一挙に世の中はアメリカンになりました。しかしそれがそもそのの失敗であると思います。日本人は元々助け合い、武士道は相手を尊重し相手を敬う思想でしたが、「勝ち組負け組み」の発想が出てきて勝つ(儲ける)為には人の命をも奪うブラックがどんどんでてきてこうした悪分子に免疫のない会社や個人がめっためったにされたと思います。


こうした考えから、私は日本が再び活躍する国になるには次のことが必要だと思います。

①派遣やパートを出来る限り少なくし、雇用をほぼ正社員化する

②教育に古代道徳教育を取り入れる

③新卒採用をやめ、活躍できる選択肢をさらに海外全体まで広げる

④今の大学教育を半分以下にして、自由に学習ができるような選択肢をもうける

⑤男女差別、年齢差別をやめ厳しく取り締まる

⑥夢を描きそれを体現できるような社会選択肢をつくる


安部政権の「1億総活躍」というのはなんだったのかわかりませんが、「1億総税金むしりとり」ではなかったのかと思います。


自殺者を減らす為駅で愛国心を持てるような行進曲でも流したらどうかと思います。






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